composer | Vaughan Williams |
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作曲家 | ヴォーン゠ウィリアムズ |
解説者 | 伊藤剛 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 519 |
版型 | A5 / 37頁 |
発売 | 2023年9月 |
価格 | ¥900+税 |
20世紀におけるイギリス音楽復興を担った作曲家の一人ヴォーン・ウィリアムズは、自国のアイデンティティを民俗音楽に見出し、民謡の語法を自分のものにすることで深みのある旋律を書きました。彼の〈揚げひばり〉は、ジョージ・メレディスの同名詩に着想を得て書かれた作品で、独奏ヴァイオリンがひばりの囀りを表現します。民謡風の美しい旋律に彩られた音楽は優しく抒情的で、田舎の牧歌的で穏やかな情景を映し出します。英米では大変人気が高く、演奏会でしばしば採り上げられています。本スコアは、独奏ヴァイオリンと管弦楽版に加え、巻末に原曲の独奏ヴァイオリンとピアノ伴奏版を収載。
composer | Rossini, Gioachino |
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作曲家 | ロッシーニ |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 管弦楽曲 オペラ |
品番 | 510 |
版型 | A5 / 29頁 |
発売 | 2023年4月 |
価格 | ¥800+税 |
composer | Haydn, Franz Joseph |
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作曲家 | ハイドン |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 509 |
版型 | A5 / 64頁 |
発売 | 2023年4月 |
価格 | ¥1000+税 |
ドイツ人のハイドンがエステルハージ家での奉公を終えてイギリスに演奏旅行をした際に発表した12の交響曲の一つ。第2楽章の伴奏のリズムがあたかも時計のカチカチ音を思わせるところからついたこの題名は、ハイドンがつけたものでないものの、曲の性格をうまくとらえ、親しみやすいものにしています。その一方で、策士ハイドンは曲のいたるところに「ふつうならこうするべきところで、教養のある皆さんはもちろんご存じと思いますが、じつは!」というような驚きの仕掛けを用意しています。解説ではそういったハイドンの熟練の工夫をわかりやすく紐解いています。
composer | Schubert, Franz |
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作曲家 | シューベルト |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 511 |
版型 | A5 / 70頁 |
発売 | 2022年9月 |
価格 | ¥1200+税 |
composer | Grieg, Edvard |
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作曲家 | グリーグ |
解説者 | 石原奈保子 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 513 |
版型 | A5 / 55頁 |
発売 | 2022年9月 |
価格 | ¥1100+税 |
曲名は《十字軍の王シグール》《シグール・ヨルサルファル》とも訳されます。十字軍に参加して勲功をたてたノルウェーの王シグルズ1世を題材とした、ノルウェーの文豪ビョルンスティエルネ・ビョルンソンによる戯曲の上演のため、1872年、グリーグに付随音楽の作曲が依頼され、op.22として公開されました。本スコアは、後の1892年に3曲構成のオーケストラの演奏会用組曲op.56として出版されたもので、構成は、1.前奏曲(王の広場にて)、2.間奏曲(ボルグヒルの夢)、3.忠誠行進曲、となっています。特に第3曲の、荘厳な、それでいてどこか清々しさを感じられる主題は、一度聴いたら忘れがたい印象を残すでしょう。
composer | Strauss, Josef |
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作曲家 | シュトラウス, ヨーゼフ |
解説者 | 伊藤剛 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 512 |
版型 | A5 / 19頁 |
発売 | 2022年7月 |
価格 | ¥600+税 |
ヨーゼフ・シュトラウスの〈鍛冶屋のポルカ〉は、1869年にウィーンのヴェルトハイム社が鉄製耐火金庫2万個販売を祝して催したパーティのために作曲されました。曲の原題は「耐火性の」を意味し、ヴェルトハイム社が製品の特性をアピールするための宣伝文句であったと言われます。邦題の〈鍛冶屋〉は、鍛冶職人が金槌で鉄を打ち鍛える音を想起させたことから付けられたものでしょう。今日でも演奏される人気曲で、しばしばウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでも採り上げられています。