composer | Wagner, Richard |
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作曲家 | ワーグナー |
解説者 | 江藤光紀 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 521 |
版型 | A5 / 49頁 |
発売 | 2024年4月 |
価格 | ¥1000+税 |
ケルトの民間伝承に取材した楽劇〈トリスタンとイゾルデ〉は、ヴァーグナーが人妻マティルデ・ヴェーゼンドンクへの恋愛感情を芸術作品へと昇華させたものです。西洋音楽の基礎をなす機能和声を崩壊寸前まで拡大した「トリスタン和音」が響く〈第1幕への前奏曲〉に、第3幕の結尾で歌われる〈イゾルデの愛の死〉を続けた〈前奏曲と愛の死〉は、この楽劇の本質を象徴的に捉えた楽曲となっています。
composer | Mahler, Gustav |
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作曲家 | マーラー |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 516 |
版型 | A5 / 257頁 |
発売 | 2024年3月 |
価格 | ¥2700+税 |
マーラーの〈交響曲第7番〉は、彼が夏を過ごしたヴェルター湖畔の自然からインスピレーションを得て作曲されたと言われます。5つの楽章から成り、第3楽章スケルツォを中心に、「夜曲」と名付けられた第2楽章と第4楽章、その両端に第1楽章と第5楽章が対称的に配置されていますが、一貫した標題はありません。テナーホルン、マンドリン、ギター、銅鑼、カウベルなど様々な楽器を駆使し、多彩な演奏法も採り入れた円熟期の作品です。
composer | Prokofiev, Sergey Sergeevich |
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作曲家 | プロコフィエフ |
解説者 | 江藤光紀 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 520 |
版型 | A5 / 39頁 |
発売 | 2024年2月 |
価格 | ¥1000+税 |
composer | Strauss II, Johann |
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作曲家 | シュトラウス子, ヨハン |
解説者 | 伊藤剛 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 515 |
版型 | A5 / 43頁 |
発売 | 2023年11月 |
価格 | ¥1100+税 |
ヨハン・シュトラウス2世のワルツ〈朝刊〉は、1863年にコンコルディアというウィーン・ジャーナリスト著述家協会の舞踏会のために作曲されたものです。この舞踏会にはオッフェンバックも自作のワルツを提供しており、同協会は二人の競争を演出するため、オッフェンバックのワルツを〈夕刊〉、シュトラウス2世のワルツを〈朝刊〉と名付けました。今日でも人気曲の一つで、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートで採り上げられています。
composer | Sibelius, Jean |
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作曲家 | シベリウス |
解説者 | 神部智 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 518 |
版型 | A5 / 28頁 |
発売 | 2023年11月 |
価格 | ¥900+税 |
シベリウスの〈春の歌〉は、フィンランドの文化・教育協会からの依頼で作曲された音詩で、当初は〈即興曲〉という曲名で発表され、後に〈春の歌〉に改稿・改題されました。ある時から曲に「春の哀しみ」という副題が添えられるようになりましたが、それは作曲者の親友カルペランが「忍耐強くゆっくり訪れる北国の春、切ない哀愁について記したらどうか」と提案したからではないかと考えられています。明確な輪郭の旋律が終始全体を主導し、その瑞々しい歌謡性が曲に抒情的な色彩を加えています。北欧音楽やシベリウス研究で知られる神部智氏の解説付き。
composer | Strauss, Richard |
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作曲家 | シュトラウス, リヒャルト |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 517 |
版型 | A5 / 86頁 |
発売 | 2023年10月 |
価格 | ¥1400+税 |
年下の好青年オクタヴィアンに心を寄せる元帥夫人、若い娘のゾフィーと婚約した男爵オックスをよそに、オクタヴィアンとゾフィーは結ばれる――歌劇《薔薇の騎士》はR.シュトラウスの作品のなかでもとくに多く上演されてきました。
18世紀なかばのウィーンを舞台としながらも、初演当時(1911年)に流行していたウィンナーワルツを取り入れた古典的で当世風の作品。本スコアはそこから名場面を抜粋して編まれた組曲版です。有名な〈オックス男爵のワルツ〉など、途切れずに続けて演奏される5つの部分から構成されており、演奏時間は25分程度です。
composer | Vaughan Williams |
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作曲家 | ヴォーン゠ウィリアムズ |
解説者 | 伊藤剛 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 519 |
版型 | A5 / 37頁 |
発売 | 2023年9月 |
価格 | ¥900+税 |
20世紀におけるイギリス音楽復興を担った作曲家の一人ヴォーン・ウィリアムズは、自国のアイデンティティを民俗音楽に見出し、民謡の語法を自分のものにすることで深みのある旋律を書きました。彼の〈揚げひばり〉は、ジョージ・メレディスの同名詩に着想を得て書かれた作品で、独奏ヴァイオリンがひばりの囀りを表現します。民謡風の美しい旋律に彩られた音楽は優しく抒情的で、田舎の牧歌的で穏やかな情景を映し出します。英米では大変人気が高く、演奏会でしばしば採り上げられています。本スコアは、独奏ヴァイオリンと管弦楽版に加え、巻末に原曲の独奏ヴァイオリンとピアノ伴奏版を収載。
composer | Rossini, Gioachino |
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作曲家 | ロッシーニ |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 管弦楽曲 オペラ |
品番 | 510 |
版型 | A5 / 29頁 |
発売 | 2023年4月 |
価格 | ¥800+税 |
composer | Haydn, Franz Joseph |
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作曲家 | ハイドン |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 509 |
版型 | A5 / 64頁 |
発売 | 2023年4月 |
価格 | ¥1000+税 |
ドイツ人のハイドンがエステルハージ家での奉公を終えてイギリスに演奏旅行をした際に発表した12の交響曲の一つ。第2楽章の伴奏のリズムがあたかも時計のカチカチ音を思わせるところからついたこの題名は、ハイドンがつけたものでないものの、曲の性格をうまくとらえ、親しみやすいものにしています。その一方で、策士ハイドンは曲のいたるところに「ふつうならこうするべきところで、教養のある皆さんはもちろんご存じと思いますが、じつは!」というような驚きの仕掛けを用意しています。解説ではそういったハイドンの熟練の工夫をわかりやすく紐解いています。
composer | Schubert, Franz |
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作曲家 | シューベルト |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 511 |
版型 | A5 / 70頁 |
発売 | 2022年9月 |
価格 | ¥1200+税 |
composer | Grieg, Edvard |
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作曲家 | グリーグ |
解説者 | 石原奈保子 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 513 |
版型 | A5 / 55頁 |
発売 | 2022年9月 |
価格 | ¥1100+税 |
曲名は《十字軍の王シグール》《シグール・ヨルサルファル》とも訳されます。十字軍に参加して勲功をたてたノルウェーの王シグルズ1世を題材とした、ノルウェーの文豪ビョルンスティエルネ・ビョルンソンによる戯曲の上演のため、1872年、グリーグに付随音楽の作曲が依頼され、op.22として公開されました。本スコアは、後の1892年に3曲構成のオーケストラの演奏会用組曲op.56として出版されたもので、構成は、1.前奏曲(王の広場にて)、2.間奏曲(ボルグヒルの夢)、3.忠誠行進曲、となっています。特に第3曲の、荘厳な、それでいてどこか清々しさを感じられる主題は、一度聴いたら忘れがたい印象を残すでしょう。
composer | Strauss, Josef |
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作曲家 | シュトラウス, ヨーゼフ |
解説者 | 伊藤剛 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 512 |
版型 | A5 / 19頁 |
発売 | 2022年7月 |
価格 | ¥600+税 |
ヨーゼフ・シュトラウスの〈鍛冶屋のポルカ〉は、1869年にウィーンのヴェルトハイム社が鉄製耐火金庫2万個販売を祝して催したパーティのために作曲されました。曲の原題は「耐火性の」を意味し、ヴェルトハイム社が製品の特性をアピールするための宣伝文句であったと言われます。邦題の〈鍛冶屋〉は、鍛冶職人が金槌で鉄を打ち鍛える音を想起させたことから付けられたものでしょう。今日でも演奏される人気曲で、しばしばウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでも採り上げられています。