日本楽譜出版社

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composer Falla, Manuel de
作曲家 ファリャ
解説者 濱田滋郎
ジャンル 管弦楽曲
品番335
版型A5 / 37頁
発売2013年4月
価格¥800+税
構成:
  • 2Fl, Picc.&Fl, 2Ob, C.A., 2Cl, B.Cl, 2Bons, 4Cors, 2Trp, 3Trb, Tub, Timb, Cast, Trg, Cymb, G.C., Glock, 2Hp, 2Vn, Alt, Vlles, C.B.
内容:

スペインの大作曲家・ファリャの新刊です!
全二幕のオペラである〈はかなき人生〉より、『スペイン舞曲(Danse Espanole)』を抜粋して出版します。オペラ全体は今日では上演機会に乏しい中、この『スペイン舞曲』は、フリッツ・クライスラーによるヴァイオリンとピアノのための編曲で現在でも人気を博しています。スペイン民族の薫りあふれる、ファリャの面目躍如というべき小品です。

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composer Falla, Manuel de
作曲家 ファリャ
解説者 濱田滋郎
ジャンル 管弦楽曲 声楽・合唱曲
品番243
版型A5 / 254頁
発売2008年6月
価格¥2200+税
構成:
  • 2Fl, Picc, 2Ob. E.H, 2Cl, 2 Fg, 4Hr, 3Tp, 3Tb, Tuba, Timp, Tamb, Cym, Cast, Tri, B.D, Pf. Hp, Vn I, Vn II, Vc, Cb,
内容:
  • 序奏
  • 第一幕

  • 昼下がり
  • 粉屋の女房の踊り(ファンダンゴ)
  • 葡萄の房

  • 第二幕

  • 隣人たちの踊り(セギディーリャ)
  • 粉屋の踊り(ファルーカ)
  • 市長の踊り
  • 終幕の踊り

スペインの生んだ大作曲家ファリャの代表作が日譜に登場です!1915年の、"恋は魔術師"に続いて、1927年から1921年にかけて稿を重ねながら作曲された"三角帽子"は、3管編成にピアノを加えたオーケストラの充実した響き、民族音楽の要素のより直接的な使用などから、"恋は魔術師"以後数年間のファリャの変化を伺う事が出来ます。

タイトルである"三角帽子"は、三つ角のある帽子、すなわち権威のシンボルを意味しています。三角帽子を被って威張り散らしている市長が美しい粉屋の女房を見つけ横恋慕してしまい、様々な作戦を練って粉屋の女房の気を引こうとします。だけど市長の思惑どおりにはいかず、予想外の経緯でさんざんな目にあって逃げ出す、というのがこのバレーの筋書きです。「悪代官を懲らしめる」ストーリーの骨子は、日本人にもお馴染みの親しみやすいものですよね。

濱田滋郎先生による解説文では、ストーリーの詳細と、筋書きと音楽との関連もわかりやすく書かれています。是非とも作品理解のためにお役立て下さい。

現在は第一、第二組曲としてバレエから独立して演奏される事も多い"三角帽子"ですが、日譜版は全曲を収めたバレエ版です。組曲としての楽譜をご覧になりたい方も、もれなく全曲お楽しみ頂けますので、安心してお買い求め下さい。

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composer Falla, Manuel de
作曲家 ファリャ
解説者 濱田滋郎
ジャンル 管弦楽曲
品番363
版型A5 / 80頁
発売2015年8月
価格¥1300+税
構成:
  • 2Fl, Pic, 2Ob, C.I., 2Cl(in La), 2Fg, 4Cor, 2Tr(in Do), 3Trb, Tub, 3Timp, Celesta, Trgl, 2 Piatti,1 Piatto, Arpa, Piano, Vn.I, Vn.II, Vla, Vc, Cb
内容:I. En el Generalife ヘネラリーフェにて II. Danza lejana 遥かな舞曲 III. En los jardines de la Sierra de Córdoba コルドバの山の庭園にて

 スペインの国民楽派を代表するファリャが〈スペインの庭の夜〉を着想したのは、彼がフランス・パリに留学していた1909年ごろのことでした。油絵画家サンティアゴ・ルシニョールの連作〈スペインの庭園〉からヒントを得たというこの作品は、当時パリで流行した印象主義の性格をもちつつも、ファリャの故郷であるスペイン、アンダルシアの夜の情緒に満ちています。三つの楽章のそれぞれにスペインを想う題名が与えられた本作は、ファリャが故国に戻って間もない1915年に完成し、翌1916年にマドリードで初演されました。印象主義的な空気感とスペインの香りが融合した幻想的な一品です。

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composer Falla, Manuel de
作曲家 ファリャ
解説者 濱田滋郎
ジャンル 管弦楽曲
品番242
版型A5 / 120頁
発売2008年6月
価格¥1300+税
構成:
  • 2Fl(Picc), Ob, 2Cl, Fg, 2 Hr, 2Tp, Timp, Pf, Voice, Vn I, Vn II, Va, Vc, Cb
内容:
  •     I.序奏と情景
  •    II.洞窟の中で(夜)
  •   III.悩ましい愛の歌
  •   IV.亡霊
  •    V.恐怖の踊り
  •   VI.魔法の輪(漁夫の物語)
  •  VII.真夜中(魔法)
  • VIII.火祭の踊り(悪霊を払うための)
  •   IX.情景
  •    X.きつね火の歌
  •   XI.パントマイム
  •  XII.愛の戯れの踊り
  • XIII.フィナーレ(暁の鐘)

スペインが生んだ大作曲家ファリャの作品が日譜から登場しました!
「パリ留学がなかったら、私という作曲家は存在しなかったろう」と言う本人の言葉が示すようにフランス留学で多くの作曲技法を学んだファリャは、第一次世界大戦勃発のためにスペインのマドリードへ戻り、パリで学んだ作曲技法と、かねてから強い興味を抱いていたフラメンコ音楽の融合を試み始めます。1915年に初演されたバレエ音楽《恋は魔術師》はファリャの初期の試みがふんだんに盛り込まれ、人気作品として新しい作曲家の登場を強く印象づけました。

バレエでは、うら若きジプシーの未亡人カンデーラスとその新恋人カルメーロが主役です。二人が近づこうとすると、カンデーラスの死んだ夫が亡霊となり、焼き餅を焼いて邪魔をします。カンデーラスは、美貌の友人ルシーアに頼んで夫の亡霊を誘惑して貰い、夫の亡霊がまんまと気を取られているうちにカンデーラスとカルメーロの二人は愛の誓いを立て、夫の亡霊ははかなく消え失せてしまいます。

このようなストーリーにファリャが作曲した音楽は、まさに『魅力的!』の一言。
オーケストラに歌手やピアノも加えた特別な編成を用いて、アンダルシア地方の鮮やかな色合いを音楽で表現する事に成功しています。
血湧き肉躍るファリャの代表作をすみずみまで味わい尽くして下さい!