composer | Strauss II, Johann |
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作曲家 | シュトラウス子, ヨハン |
解説者 | 濱崎大吾 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 250 |
版型 | A5 / 41頁 |
発売 | 2017年9月 |
価格 | ¥700+税 |
ヨーロッパの隣にあるアラブ世界は、クラシック音楽においてしばしば異国情緒的な関心から取り上げられる題材ですが、なかでも1869年、スエズ運河が開通した際には、そうしたアラブへの憧憬を描いた楽曲が多く作られました。ワルツの名手であったヨハン・シュトラウスII世の〈エジプト行進曲〉もそんな一曲です。アラブ音楽の音階を模倣したアラビア音階で綴られた楽曲からは、「東と西の結婚」とも呼ばれた運河の開通に湧く当時のヨーロッパのようすが伺えます。遠いエジプト、アラブの情緒に彩られた一曲をお楽しみください。
composer | Strauss II, Johann |
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作曲家 | シュトラウス子, ヨハン |
解説者 | 濱崎大吾 |
ジャンル | 管弦楽曲 声楽・合唱曲 |
品番 | 244 |
版型 | A5 / 48頁 |
発売 | 2015年12月 |
価格 | ¥900+税 |
ワルツ〈春の声〉は、ヨハン・シュトラウス2世が57歳のときに作曲されました。現在では管弦楽版が広く知られていますが、元々はソプラノの独唱を含む編成で、初演では歌手のビアンカ・ビアンキがソリストを務めました。劇作家リヒャルト・ジュネーの詩作〈春の声〉による歌詞は、はちきれんばかりの喜びをもって春の訪れを謳い、シュトラウスはこれに春らしく朗らかな曲調をもって応えました。1987年のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサートでは、日本でもよく知られたキャスリーン・バトルが独唱に招かれました。日譜の新版では、管弦楽版のスコアに加え、独唱の歌詞とその日本語訳も収録しています。