composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 47 |
版型 | A5 / 48頁 |
発売 | 1964年10月 |
価格 | ¥600+税 |
ゲーテの悲劇「エグモント」のためにベートーヴェンが作曲した10曲からなる劇音楽の中の1曲目が、この「〈エグモント〉序曲」です。ベートーヴェンが作曲した序曲は全12曲。その中でも〈レオノーレ〉の第3番とあわせて、この〈エグモント〉序曲は特に有名な序曲だといえるでしょう。 全奏者のユニソンによる衝撃的な全奏から始まるこの序曲は、印象的な3拍子のリズムの部分がテレビなどでもよく使われていますね。聴けば「ああ、この曲!」とわかる人も多いでしょう。 A5版でゆったりとしたレイアウトの日譜版は、書きこんで勉強するにも便利ですし、音符の流れを追うのにもスムーズな、美しい浄書です。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 163 |
版型 | A5 / 32頁 |
発売 | 1966年3月 |
価格 | ¥500+税 |
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 159 |
版型 | B6 / 32頁 |
発売 | 1966年3月 |
価格 | ¥400+税 |
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 稲田泰 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 167 |
版型 | B6 / 48頁 |
発売 | 2009年8月 |
価格 | ¥600+税 |
第2楽章の雰囲気を当時の聴衆が怖がったからとか、シェークスピアの劇のための音楽を転用したからだとか、「幽霊」とこの曲が呼ばれるようになった経緯には諸説ありますが、未だにこの由来ははっきりしていません。
しかし、40歳を目前としたベートーヴェンのこの作品は現在でもピアノ三重奏曲のレパートリーとしてしばしば取り上げられる充実した作品である事には間違いありません。冒頭に示される音階の主題が、様々に形を変えながら全曲を支配していきます。まさに作曲技法が冴え渡っていた時期の作品と言うべきほかない充実ぶりです。本書では稲田泰氏がベートーヴェンの作曲技法についてわかりやすく解説で説明を加えてくれています。
「主題の展開」とは?「作曲の技法ってどういうものなの?」と疑問をお持ちの方にとっては格好の素材となるでしょう。
主にベートーヴェン頃の時代までは、チェロが高音域を演奏する場合に、ト音記号をわざとオクターブ高く表記する習慣がありました。この曲の中でもベートーヴェンが当時の習慣に従って表記している箇所が複数あります。スコアの読み方を練習している方も、この曲で一度当時の慣習を知っておくとよいかもしれませんよ。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 107 |
版型 | A5 / 72頁 |
発売 | 1965年8月 |
価格 | ¥700+税 |
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 濱田滋郎 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 147 |
版型 | A5 / 120頁 |
発売 | 2014年2月 |
価格 | ¥1200+税 |
ベートーヴェンの《ピアノ協奏曲第3番》が浄書をリニューアルして登場です。ハ短調という調性は、《交響曲第5番「運命」》や《ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」》といった重要な楽曲に用いられていることからも分かるように、ベートーヴェンにとって特別な厳しさを持ったものでした。この第3番において、ベートーヴェンはそれまでのハイドンやモーツァルトの模倣から脱した独自の表現を確立したといえます。有名なハイリゲンシュタットの遺書の翌年、ベートーヴェン自身のピアノ独奏により初演された名曲をお楽しみ下さい。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 稲田泰 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 166 |
版型 | A5 / 141頁 |
発売 | 2013年7月 |
価格 | ¥1300+税 |
1805-06年にかけて作曲されたベートーヴェンの《ピアノ協奏曲 第4番》は、1807年の非公開初演を経た翌年12月22日、作曲者自身のピアノ独奏により、ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場にて公開初演されました。当時、徐々に聴力を失いつつあったベートーヴェンにとって、この公開初演は人前でピアノ協奏曲を弾く最後の機会であったといいます。
1808年12月22日のコンサートでは他に、《交響曲第5番「運命」》や《交響曲第6番「田園」》も同時初演されました。このピアノ協奏曲第4番の冒頭では、有名な「運命の動機」を連想させるピアノ独奏の同音連打が現れます。当時の作曲者のアイディアに思いを馳せながら鑑賞するのもまた面白いものです。日譜のスコアでは、ベートーヴェン自身の手によるカデンツァも巻末に掲載しています。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 青島広志 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 63 |
版型 | A5 / 184頁 |
発売 | 2009年12月 |
価格 | ¥1500+税 |
ベートーヴェンのピアノ協奏曲の中でもおそらくは最も有名な第5番〈皇帝〉が日譜のレパートリーとしてお目見えしました。曲名を意識していなくとも、テレビなどでよく冒頭部分が効果音的に使われているので、聴いてみれば「あ!この曲」となる方も多いことでしょう。5曲あるベートーヴェンのピアノ協奏曲のうち最後を飾るこの曲の〈皇帝〉というタイトルの由来には諸説ありますが、少なくともベートーヴェン自身が名付けたわけではないようです。しかし、由来は別としても曲の内容・規模ともに他の4曲を圧倒するこの曲は、まさに〈皇帝〉の名にふさわしい風格を兼ね備えていますね。
作曲が開始されたのは1809年。そう、ちょうど今から200年前です。
2009年最後に日譜が皆さんにお届けする、生誕200周年の〈皇帝〉です。解説は、わかりやすさと作曲家ならではの鋭い視点が大好評の青島広志先生。今回も、この曲の世界を丁寧に紹介してくれます。是非とも一冊の〈皇帝〉をお手許にどうぞ。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 協奏曲 管弦楽曲 |
品番 | 70 |
版型 | A5 / 32頁 |
発売 | 1965年1月 |
価格 | ¥800+税 |
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 603 |
版型 | B6 / 40頁 |
発売 | 1966年6月 |
価格 | ¥500+税 |
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 61 |
版型 | A5 / 104頁 |
発売 | 1969年10月 |
価格 | ¥1000+税 |
ティンパニの同音反復5音から始まる冒頭が印象的なベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲です。1806年に作曲されたこの協奏曲になると、協奏曲はもはやバロック以来の「独奏者が技巧を極めて華やかな独奏パートを披露する社交的演目」の側面だけでは飽きたらず、芸術的内容をも盛り込んだ、「独奏楽器を伴う交響曲」とでも言うべきものへと発展していました。 実際にこの曲の場合は、カデンツァが存在している以外は交響曲と言っても良い形式と芸術的内容を持ち合わせていますし、今日でもこの曲に取り組む独奏者の顔ぶれを見ると、他のヴァイオリン協奏曲とは違う臨み方で取り組まれる曲なのだと気付かされます。 溝部国光による解説は、そうした曲の本質的なところから、楽曲形式上の細部までを幅広く捉えた充実の内容です。是非お手もとにお求め下さい。 【2018年8月 ヨーゼフ・ヨアヒムによるカデンツを追加しました!】
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 313 |
版型 | A5 / 84頁 |
発売 | 2009年12月 |
価格 | ¥800+税 |
音楽史に鮮烈な印象を残したベートーヴェン最初の交響曲です。ハ長調の交響曲なのにヘ長調の属和音からはじまる、という一点だけを取り上げても、音楽史上この曲がどれほど重要であるかを想像するに充分なはず。もちろんこの曲の魅力はこれだけに留まらず、後のベートーヴェンに見られるような熟練とはひと味違った若々しいエネルギーが聴く人を虜にすることでしょう。
ベートーヴェンのこの若き傑作の解説を担当しているのは、ドイツ・リューベック音大への留学から帰国したばかりの新鋭作曲家、西尾洋氏。わかりやすい筆致で曲の隠された魅力を紹介し、読者の理解を確実で深いものへと変えてくれます。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 314 |
版型 | A5 / 120頁 |
発売 | 1996年7月 |
価格 | ¥1200+税 |
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 増田宏三 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 116 |
版型 | A5 / 192頁 |
発売 | 2005年10月 |
価格 | ¥1200+税 |
ベートーヴェンの英雄が登場です。意外な事に、これまで当社のラインナップに入っていなかった1曲でした。オーケストラファンにとってはお馴染みの曲です ね。ピアノファンにとっては「エロイカ変奏曲」の主題が4楽章に出てくる曲、と紹介しても良いかもしれません。今でも新鮮に響く、永遠の名曲です。是非お 手許に一冊!
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 315 |
版型 | A5 / 136頁 |
発売 | 2009年11月 |
価格 | ¥1200+税 |
シューマンが"eine griechisch schlanke Maid zwischen zwei Nordlandriesen"(2人の北欧の巨人に挟まれたギリシアのほっそりした乙女)と評した、ベートーヴェンの交響曲第4番ロ長調が日譜に登場しました。
2人の巨人こと第3番(英雄、エロイカ)と第5番(運命)に比べるとたしかに知名度では劣る感のあるこの第4番ですが、だからといって曲がつまらないわけではありません。
緊張と深遠さを湛え、新しい時代を切り開いたとさえ思える序奏と、モーツァルトのジュピター交響曲を連想させる音型に続く、軽快で風通しの良い第1主題、第2主題で繰り広げられる1小節ずれたカノン、奥行きを自在に変えていくオーケストレーションの立体感など、第1楽章を1度聴いてみるだけでも、この曲を魅力的に感じる人は多いはず。
その後に続く楽章も、オーケストラが呼吸しているかのような自在で多様な変化が目白押しで、耳を飽きさせません。実際、音楽家の中にも最も好きなベートーヴェンの交響曲としてこの第4番を挙げる人がいるくらいです。
少しマイナーだけど魅力的な存在のこの第4番、楽譜を見て音符を追ってみると、別の面白さが浮かび上がってくるかも知れませんよ。
◎本書解説文:石田一志
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 稲田泰 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 32 |
版型 | A5 / 144頁 |
発売 | 1964年7月 |
価格 | ¥1000+税 |
冒頭の音型が「運命が扉を叩く音だ」とベートーヴェンが言ったとか言わないとか、真偽はさておき、日本で「運命」として広く知られ、全てのクラシック音楽の真ん中に位置しているかのように扱われているこの交響曲は、実に多くの扉を開いた作品でもあります。ベートーヴェンの中期の作風、ソナタ形式の完成、交響曲で初となるピッコロ、コントラファゴットトロンボーンの使用、そしてもしかするとロマン派音楽への扉も。西洋音楽史においても非常に重要な作品であることは否めません。 ですから演奏も録音も当然膨大な数にのぼり、「名演」論議も尽きる事を知らないようですが、そういう曲だからこそ、これまで聴いた演奏の記憶から離れて、もともとのベートーヴェンの楽譜と今一度直接向き合ってみませんか? きっと新たな発見があるでしょうし、これから接する演奏もより新鮮に聴こえるはず。そういった温故知新を教えてくれる、そんな位置にもこの交響曲は存在しているように思えます。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | ピアノ曲 |
品番 | 614 |
版型 | B6 / 40頁 |
発売 | 1971年12月 |
価格 | ¥500+税 |
オーケストラ版もございます。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 稲田泰 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 71 |
版型 | A5 / 144頁 |
発売 | 1965年2月 |
価格 | ¥1000+税 |
第5番の交響曲「運命」と並行して作曲され、また同じ演奏会で初演された第6番の「田園」です。切ったら血が吹き出そうな第5番の凝縮された音楽に比べて、この第6番の音楽の、なんとゆるやかで晴れやかな事でしょうか。 いかめしい顔つきで全ての苦悩を音符に叩きつけているイメージの強いベートーヴェンですが、この6番のような柔和な音楽においても類まれな才能を発揮した事を忘れてはなりません。彼のロマンスのような側面の頂点に立つのがこの「田園交響曲」だと言うことも出来るでしょう。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 青島広志 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 139 |
版型 | A5 / 176頁 |
発売 | 2007年9月 |
価格 | ¥1400+税 |
ドラマ「のだめカンタービレ」で全国的に知られるようになった「ベト7」が日譜ラインナップにも遂に登場です!
現在のように誰もが知る曲となったのは「のだめ」がきっかけでしたが、もともとクラシックファンの間でもこの曲の人気は高く、「のだめ」でも使われた第1楽章はもちろん、気品溢れる葬送行進曲とも言える第2楽章や、解放された疾走感が心地よい第4楽章がベートーヴェンの書いた音楽の中でも群を抜いた人気を集めていました。人によっては「運命」や「合唱付き」よりもこの7番の方が好き!と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このベートーヴェンの交響曲第7番の楽曲解説を書き下ろして下さったのは青島広志先生です。作曲家としての視点を交えつつ、わかりやすく曲の魅力のヒミツを解き明かしてくれています。この曲をもっと深く知りたいと言う方、是非日譜版の「ベト7」を手に取って下さい!
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 青島広志 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 140 |
版型 | A5 / 120頁 |
発売 | 2008年7月 |
価格 | ¥1100+税 |
ベートーヴェンの第8交響曲が日譜に登場です!
この交響曲は、のだめカンタービレで一気に知名度が増した7番とともに初演されたました。ロマン派への道を開きつつあったベートーヴェンは、この作品では古典回帰を志向し、彼の初期の交響曲のような簡潔な佇まいすら見せています。一説によるよるとベートーヴェン自身がもっとも気に入っていた交響曲でもあるらしく、彼のオーケストラ曲の変遷を知る上でも欠かすことの出来ない重要な存在です。
テレビでもお馴染みの作曲家、青島広志先生による丁寧な解説文も本書の魅力の一つ。是非お手許において、じっくりと作品の秘密に迫って下さい!
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 交響曲 声楽・合唱曲 |
品番 | 100 |
版型 | B6 / 306頁 |
発売 | 1965年6月 |
価格 | ¥1500+税 |
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 45 |
版型 | A5 / 72頁 |
発売 | 2007年4月 |
価格 | ¥700+税 |
1969年に発売され40年近く親しまれてきた日譜版「序曲〈レオノーレ〉第3番」が、見やすいA5サイズでリニューアルしました!
ベートーヴェンといえば交響曲や協奏曲、そしてピアノソナタや室内楽の作曲家としてのイメージが強いですが、実はオペラも作曲しているのです。唯一完成させたのがオペラ「レオノーレ」で、このオペラのためにベートーヴェンはなんと4つの序曲を作曲しました。その4曲の中で今日最も演奏頻度が高いのが、この「序曲〈レオノーレ〉第3番」というわけです。
あれ?だけどベートーヴェンの他のオペラを観た事があるぞ?と思ったあなたはかなりのベートーヴェン通です。このオペラ「レオノーレ」は、初演後に「フィデリオ」と改題されているので「フィデリオ」の名前で親しんだ方も多いのではないでしょうか?
ちなみに日譜版も出ている「エグモント序曲」は、ゲーテの戯曲「エグモント」への劇音楽の序曲なんですよ。ひとくちに序曲と言っても、いろいろな序曲があるのですね。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 稲田泰 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 46 |
版型 | A5 / 1頁 |
発売 | 2020年6月 |
価格 | ¥600+税 |
序曲〈コリオラン〉は、古代ローマの英雄コリオラヌスを描いた悲劇に着想を得た演奏会序曲です。作曲された1807年は〈第5交響曲〉〈第6交響曲〉発表の前年に当たり、ベートーヴェンの創作力は旺盛で、次々と傑作を生み出していました。〈第5交響曲〉第1楽章と同じハ短調、アレグロ・コン・ブリオで書かれており、曲全体が悲劇の様相を感じさせる荒々しい重厚な響きに満ちています。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 158 |
版型 | B6 / 56頁 |
発売 | 2008年11月 |
価格 | ¥500+税 |
ベートーヴェンの弦楽三重奏曲ホ長調 Op.3がコンピュータ浄書のきれいな楽譜でリニューアルしました。 ピアノファンならお馴染みのピアノソナタ1番と同じ1794年に作曲されたこの作品は全6楽章、30分以上もかかる大作と呼んで良い作品で、若い作曲家が既にアンサンブルの熟達した書法も手中に収めている事もうかがい知れます。 実は作曲家として作品が世に出始めた1794年から1798年にかけて、ベートーヴェンは4曲の弦楽三重奏と、この編成のためのセレナーデを1曲作曲しているのです。生涯最初の弦楽三重奏でもあるこの作品は、進化し続けた彼の作風の全容を知るにも格好の作品であると言っても良いでしょう。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 86 |
版型 | B6 / 36頁 |
発売 | 2010年6月 |
価格 | ¥500+税 |
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 85 |
版型 | B6 / 40頁 |
発売 | 2009年8月 |
価格 | ¥500+税 |
「挨拶」などとニックネームがついているならハイドンの曲?と思いきや、この曲はベートーヴェンの筆によるものです。序盤に出てくるメロディのやりとりが、まるで挨拶しあっているかのようで親しみやすかったことから来たニックネームのようですが、たしかにベートーヴェンのトレードマークともいえる生真面目さよりはハイドンやモーツァルトのような軽やかな筆致が心地よい曲だと言えるかもしれません。
現在では「弦楽四重奏曲 第2番」とされているこの曲ですが、実は作曲の順番は複雑な事情があって、まず1798年に現在第3番と呼ばれるニ長調が、そして1799年には現在の第1番が、そして1800年にこの第2番が完成しています。そしてその後、出版に際して現在の順番が定められています。
30歳となり筆力にも磨きがかかり、いよいよ先人たちの影響を抜け出してベートーヴェン独自の語法を確立しつつあった頃の、生き生きとした音楽です。楽しげな中にも随所に彼の工夫が垣間見えます。日譜の楽譜でこの音楽をお楽しみください。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 106 |
版型 | B6 / 36頁 |
発売 | 2007年9月 |
価格 | ¥500+税 |
ベートーヴェンの最後の弦楽四重奏曲がリニューアル版で再登場しました!
9曲の交響曲、32曲のピアノソナタをはじめ多くの作品を書き終えたベートーヴェンは、創作活動の最後の情熱を弦楽四重奏に注ぎました。そうして生まれた晩年の弦楽四重奏曲群は類例のない芸術性の高さを示していますが、その中でも特にベートーヴェン最後の作品であるこの弦楽四重奏曲第16番は傑作の呼び声の高い作品です。
クラシックの作曲家の代表格であるベートーヴェンの最後の作品。手許に置いて損はありません。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 84 |
版型 | B6 / 48頁 |
発売 | 1965年4月 |
価格 | ¥500+税 |
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 87 |
版型 | B6 / 40頁 |
発売 | 1968年12月 |
価格 | ¥500+税 |
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 88 |
版型 | A5 / 40頁 |
発売 | 2011年5月 |
価格 | ¥600+税 |
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 89 |
版型 | B6 / 36頁 |
発売 | 2011年4月 |
価格 | ¥600+税 |
20代の終わりから30歳にかけてベートーヴェンが書き上げた最初の弦楽四重奏曲作品18。全6曲セットの最後を飾る第6番が、見やすく美しいコンピュータ浄書によって日譜ラインナップに加わりました!
ベートーヴェン晩年の音楽的昇華が後期弦楽四重奏によってなされたのであれば、この初期の弦楽四重奏は、ハイドンからモーツァルトを経由して受け継がれてきた伝統から若き巨匠ベートーヴェンが育ち巣立った、みずみずしい感性のほとばしりであると言えるでしょう。
4つの楽器がそれぞれ独立し対話する、弦楽四重奏ならではの楽しみと、後のベートーヴェンを彷彿とさせる音楽のドラマティックな身振りへの萌芽がこの作品には見られます。
長い西洋音楽の中継地点とも言えるこの作品を、見やすい楽譜とともに手許に置いてみませんか?
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 144 |
版型 | B6 / 64頁 |
発売 | 2008年11月 |
価格 | ¥500+税 |
ベートーヴェンの弦楽四重奏 第7番 (ラズモフスキー第1番)がコンピュータ浄書でリニューアルしました!
ベートーヴェンの弦楽四重奏16曲の中でも特に有名なこの曲は、当時ウィーンに駐在していたロシア大使、ラズモフスキー伯爵の以来によって作曲され、献呈されました。同時期には《ラズモフスキー第2番》《ラズモフスキー第3番》も作曲され、この3曲は《ラズモフスキー四重奏曲 Op.59》として1806年に出版されました。
その中でもこの第1番は全部で4楽章、約40分に及ぶ長い曲です。が、全編にわたって特徴的なメロディが溢れ、随所にベートーヴェンの工夫がこれでもか!とちりばめられています。当時としては破天荒とも言えるほどに革新的な長さですが、今でも頻繁に演奏されています。
第4楽章で使われているメロディはベートーヴェン自身が「Theme russe」つまり「ロシアの主題」と呼んだメロディで、ラズモフスキー伯爵の存在を意識して使われたメロディだと言われていますが、このロシアを感じさせるシンプルなメロディが、巧みな展開で堂々たる音楽内容へと変貌する様は、まさにベートーヴェンの真骨頂。
中期ベートーヴェンを代表する作品の一つです。是非楽譜と一緒にお楽しみ下さい。
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 145 |
版型 | B6 / 56頁 |
発売 | 1970年11月 |
価格 | ¥500+税 |
composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 146 |
版型 | B6 / 56頁 |
発売 | 2007年9月 |
価格 | ¥500+税 |
長らく欠品していたベートーヴェン中期の傑作《ラズモフスキー》第3番=弦楽四重奏曲第9番がリニューアル出版されました。
ベートーヴェンは16曲の弦楽四重奏曲を書き残していますが、そのうちの第7、第8、第9番がそれぞれラズモフスキー第1番、第2番、第3番とも呼ばれています。ラズモフスキーとは作曲を依頼した伯爵の名前。
この弦楽四重奏第9番は、ベートーヴェンらしからぬ!?底抜けの明るさを持った楽想が魅力的な作品。しかし単に明るいだけでは終わらずに楽器同士の対話の多様さ、構成の巧みさが感じられるあたりに、ベートーヴェンの実力を垣間みる事が出来るのではないでしょうか。
composer | Beethoven, Ludwig van Strauss II, Johann Wagner, Richard [OMNIBUS] |
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作曲家 | ヴァーグナー シュトラウス子, ヨハン ベートーヴェン ワーグナー [オムニバス曲集] |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | ピアノ曲 |
品番 | 613 |
版型 | B6 / 48頁 |
発売 | 1966年8月 |
価格 | ¥500+税 |
30曲入ったピアノ曲集。