composer | Sibelius, Jean |
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作曲家 | シベリウス |
解説者 | 神部智 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 522 |
版型 | A5 / 95頁 |
発売 | 2024年5月 |
価格 | ¥1500+税 |
シベリウスの音詩〈エン・サガ〉は、彼の母語スウェーデン語で「ある伝説」を意味します。この曲名について、シベリウスは存命中に詳しいことを語っていないため、曲の具体的内容については謎とされていますが、この曲を作曲している間、彼はウィーン留学時に感銘を受けた象徴主義の画家アルノルト・ベックリンの絵画を常に思い浮かべていたそうです。雄大で透明感のある和声と精緻な厚み、金管の勇壮な響きが特徴で、シベリウスの美意識や世界観が感じられる作品です。
composer | Sibelius, Jean |
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作曲家 | シベリウス |
解説者 | 神部智 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 518 |
版型 | A5 / 28頁 |
発売 | 2023年11月 |
価格 | ¥900+税 |
シベリウスの〈春の歌〉は、フィンランドの文化・教育協会からの依頼で作曲された音詩で、当初は〈即興曲〉という曲名で発表され、後に〈春の歌〉に改稿・改題されました。ある時から曲に「春の哀しみ」という副題が添えられるようになりましたが、それは作曲者の親友カルペランが「忍耐強くゆっくり訪れる北国の春、切ない哀愁について記したらどうか」と提案したからではないかと考えられています。明確な輪郭の旋律が終始全体を主導し、その瑞々しい歌謡性が曲に抒情的な色彩を加えています。北欧音楽やシベリウス研究で知られる神部智氏の解説付き。