composer | Schumann, Robert |
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作曲家 | シューマン |
解説者 | 濱田滋郎 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 371 |
版型 | A5 / 70頁 |
発売 | 2018年1月 |
価格 | ¥1000+税 |
シューマンの残した管弦楽作品のなかでも、劇音楽〈マンフレッド〉の序曲は広く知られている一曲です。イギリスのロマン派文学を代表する詩人バイロンの詩劇〈マンフレッド〉の付随音楽として作られたこの作品では、13世紀に実在した人物であるマンフレッドが題材となり、さらに自由な幻想の世界が広がっています。アルプスの魔女や女神なども登場するロマンティックな作風の〈マンフレッド〉を、しかしシューマンはむしろマンフレッド個人の葛藤や生き方に着目し、序曲のなかに音楽化しました。その独特な管弦楽法でも知られるシューマンの一曲、ぜひスコアとともにお楽しみください。
composer | Schumann, Robert |
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作曲家 | シューマン |
解説者 | 菅野浩和 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 105 |
版型 | A5 / 180頁 |
発売 | 2013年2月 |
価格 | ¥1600+税 |
メンデルスゾーンのピアノ協奏曲に刺激を受けたシューマンが、自作〈ピアノと管弦楽のための幻想曲〉をもとに、新たに2つの楽章を加えて完成したのがこの作品です。ピアノ主導ではなくオーケストラが大きな役割を果たし、互いがしっかりと結びついて独特の響きを作り出しています。彼の妻クラーラの独奏を念頭に書いた曲だけあって、ロマンティックな旋律が全篇にわたって盛り込まれています。
composer | Schumann, Robert |
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作曲家 | シューマン |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 390 |
版型 | A5 / 215頁 |
発売 | 2020年9月 |
価格 | ¥1800+税 |
31歳のシューマンはこの交響曲の草稿をたったの4日間で書き上げました。その前年はクララとの結婚がようやく成立し、多くの歌曲の傑作群が作られた「歌曲の年」といわれています。交響曲の副題にある〈春〉という題名は、もともとシューマン自身によってつけられていたものの、のちに取り去られていますが、シューマンが喜びとともに描いた春の交響的な姿をどうぞご覧ください。
composer | Schumann, Robert |
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作曲家 | シューマン |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 379 |
版型 | A5 / 181頁 |
発売 | 2018年12月 |
価格 | ¥1700+税 |
ロマン的な性格の強い歌曲や小品で知られるシューマンは、交響曲についても4つの作品を書き残しています。なかでも交響曲第3番は〈ライン〉の通称で知られており、その素材にはシューマンが愛用した妻クララの音形が用いられました。管弦楽法の面では熟達していなかったという評価も聞かれるシューマンですが、その楽器法をむしろ独自の個性と捉えれば、そこに新たな価値を見いだすこともできましょう。