composer | Schumann, Robert |
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作曲家 | シューマン |
解説者 | 菅野浩和 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 105 |
版型 | A5 / 180頁 |
発売 | 2013年2月 |
価格 | ¥1600+税 |
メンデルスゾーンのピアノ協奏曲に刺激を受けたシューマンが、自作〈ピアノと管弦楽のための幻想曲〉をもとに、新たに2つの楽章を加えて完成したのがこの作品です。ピアノ主導ではなくオーケストラが大きな役割を果たし、互いがしっかりと結びついて独特の響きを作り出しています。彼の妻クラーラの独奏を念頭に書いた曲だけあって、ロマンティックな旋律が全篇にわたって盛り込まれています。
composer | Rachmaninov, Sergey |
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作曲家 | ラフマニノフ |
解説者 | 濱田滋郎 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 393 |
版型 | A5 / 136頁 |
発売 | 2020年6月 |
価格 | ¥1600+税 |
ラフマニノフは生涯にピアノ協奏曲を4篇残していますが、それらが全て短調で書かれているのは、彼という作曲家の作風をはっきりと示す一つのデータであると言えましょう。人気があって演奏頻度も高い〈第2番〉や〈第3番〉に比べると、この〈第4番〉は特色が淡くアピール度に欠けるかも知れませんが、心して聴くならやはりラフマニノフならではの作品であり、汲むべき美点をも具えています。
composer | Mozart, Wolfgang Amadeus |
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作曲家 | モーツァルト, ヴォルフガング・アマデウス |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 声楽・合唱曲 |
品番 | 397 |
版型 | A5 / 163頁 |
発売 | 2020年12月 |
価格 | ¥1600+税 |
〈レクイエム〉は、モーツァルトが死の床で書いた未完の作品で、正しくは〈死者のためのミサ曲〉といいます。彼は生前、匿名の依頼主について知ることはありませんでしたが、妻コンスタンツェは夫の死後それがヴァルセク伯爵であったことを知ったようです。ヴァルセクは様々な作曲家に高額で委嘱した作品を、名前を伏せて演奏し、聴衆に作曲者を当てさせるという遊びをしていたらしく、若くして亡くなった妻の一周忌に向けて〈レクイエム〉を委嘱したと考えられています。モーツァルトの手によって完成されたのは冒頭の〈イントロイトゥス〉のみで、その他はスケッチに基づいて補完されたものが出版されています。本スコアは、晩年の助手であったジュスマイヤーによる補筆版です。
composer | Schubert, Franz |
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作曲家 | シューベルト |
解説者 | 澤谷夏樹 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 503 |
版型 | B5 / 122頁 |
発売 | 2021年11月 |
価格 | ¥1600+税 |
composer | Sibelius, Jean |
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作曲家 | シベリウス |
解説者 | 濱田滋郎 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 354 |
版型 | A5 / 160頁 |
発売 | 2016年12月 |
価格 | ¥1600+税 |
フィンランドを代表する作曲家シベリウスは、祖国フィンランドの自然やそこに住む人々の感受性を反映した独自の作風で知られていますが、彼が30代のころに作曲した〈交響曲第一番〉には、まだロマン派的な民族主義の影響が少なからず現れていました。古典派からロマン派へと引き継がれた伝統的な交響曲の手法にのっとった同曲は、しかしよく聴けば、すでに至るところでシベリウス独自のフィンランド的な個性を見てとることができます。若きシベリウスが唯一無二の個性を確立するまでにたどった道のりが感じられる、趣き深い一曲です。
composer | Saint-Saens, Camille |
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作曲家 | サン=サーンス |
解説者 | 濱田滋郎 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 267 |
版型 | A5 / 184頁 |
発売 | 2003年5月 |
価格 | ¥1600+税 |
composer | Brahms, Johannes |
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作曲家 | ブラームス |
解説者 | 菅野泰彦 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 312 |
版型 | A5 / 212頁 |
発売 | 2012年1月 |
価格 | ¥1600+税 |
ブラームスの最後の交響曲、そしてブラームスが生涯で最後に聞いた自作品だと言われる第4番の交響曲が日譜に登場。これでブラームスの全4曲の交響曲が日譜でお買い求め頂けるようになりました。
新たに書き下ろされた美しい浄書の譜面は、ブラームスが音符で創り上げた音楽世界を的確に、整然と伝えてくれるでしょう。今日でも頻繁に演奏される名作です。真新しい楽譜と共に新鮮な気持ちで接してみるのも良いかも知れませんね。
composer | Rachmaninov, Sergey |
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作曲家 | ラフマニノフ |
解説者 | 西尾洋 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 386 |
版型 | A5 / 148頁 |
発売 | 2019年3月 |
価格 | ¥1600+税 |
ラフマニノフ最後の作品〈交響的舞曲〉は、渡米後の1940年ニューヨークで作曲され、翌年オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によって初演されました。舞踏的な性格を持つ3楽章からなり、バレエ化を想定していたと言われる通り、全曲を通して躍動感に溢れ、自作からの引用やグレゴリオ聖歌の旋律を随所に織り込みながら展開します。ラフマニノフの作曲家人生の集大成とも言うべき傑作です。