composer | Honegger, Arthur |
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作曲家 | オネゲル |
解説者 | 伊藤剛 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 501 |
版型 | A5 / 48頁 |
発売 | 2020年12月 |
価格 | ¥900+税 |
19世紀に発明された蒸気機関車は人々に新時代の到来を実感させ、ダイナミックな轟音と加速度に圧倒された多くの作曲者たちが蒸気機関車に着想を得た曲を書きました。オネゲルもそうした作曲家の一人で、彼の代表作〈パシフィック231〉の曲名は蒸気機関車の車軸配置に由来します。蒸気機関車が発進、加速、減速、停車するダイナミズムを音楽的に捉えた作品で、1924年の初演後、機械文明を反映した即物的な音楽としてセンセイションを巻き起こしました。モダンな筆致でありながらバッハの伝統的な様式に準拠しており、新旧の音楽的要素が巧みに融合されています。