composer | Rimsky-Korsakov, Nikolay Andreyevich |
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作曲家 | リムスキー=コルサコフ |
解説者 | 堀内貴晃 |
ジャンル | 協奏曲 吹奏楽 |
品番 | 402 |
版型 | A5 / 72頁 |
発売 | 2012年6月 |
価格 | ¥900+税 |
composer | Schmitt, Florent |
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作曲家 | シュミット, フローラン |
解説者 | 秋山紀夫 |
ジャンル | 吹奏楽 |
品番 | 410 |
版型 | B5 / 57頁 |
発売 | 2016年6月 |
価格 | ¥1500+税 |
日譜の吹奏楽シリーズに〈ディオニソスの祭り〉が加わりました。フランスの作曲家フローラン・シュミットが1913年に書き上げた〈ディオニソスの祭り〉は、吹奏楽の古典的名曲のひとつとして今日でも広く上演されています。ディオニソスはギリシャ神話に登場する酒の神で、葡萄が芽を出す春になると、ディオニソスを讃えて酒を飲みつつ歌い踊る祭りが催されたといいます。こうした様子を反映した〈ディオニソスの祭り〉は、ギリシャ神話の神秘的な印象と酒による狂乱の入り混じった独特の雰囲気を醸し出しています。1925年にパリの野外音楽堂で初演された同曲の巨大な編成には、サクソルン属の金管楽器やサリュソフォーンといった現代では珍しい楽器も含まれており、吹奏楽の歴史が感じられます。管打楽器の音量をいかした大迫力の一曲、スコアとともにお楽しみください。
composer | Holst, Gustav |
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作曲家 | ホルスト |
解説者 | 伊藤康英 |
ジャンル | 吹奏楽 |
品番 | 409 |
版型 | A5 / 64頁 |
発売 | 2016年12月 |
価格 | ¥1200+税 |
日本の金管バンドとは異なる編成の「英国式ブラス・バンド」をご存知でしょうか。吹奏楽のための〈第1組曲〉などを作曲したホルストが、この英国式ブラス・バンドのために作曲した唯一の作品が〈ムーアサイド組曲〉です。1927年、BBC(英国放送協会)とナショナル・ブラスバンド・フェスティヴァル委員会の依頼を受けて作曲された同曲は、全英ブラスバンド選手権大会の課題曲として初演されました。ブラスバンドの音色の暖かみを好んでいたというホルストらしく、この〈ムーアサイド組曲〉では、彼の軍楽隊向きの吹奏楽作品にはない洗練された音楽が綴られています。英国式ブラス・バンドとその編成について詳しく紹介した解説とともにお楽しみください。
composer | Schönberg, Arnold |
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作曲家 | シェーンベルク |
解説者 | 伊藤康英 |
ジャンル | 吹奏楽 |
品番 | 408 |
版型 | A5 / 63頁 |
発売 | 2015年5月 |
価格 | ¥1000+税 |
新ウィーン楽派の牽引者として知られるシェーンベルクは、しかしその晩年にはアメリカ・ロサンゼルスに居住していました。これは第二次大戦時のナチス・ドイツによるユダヤ人迫害を避けての亡命によるものです。ウィーンでは十二音技法などの難渋な作風を誇ったシェーンベルクですが、アマチュアによる吹奏楽が活発なアメリカでは、高校生の吹奏楽団でも演奏な作品を、との作曲依頼を受けます。そうして1943年に完成したのがこの「主題と変奏」でした。親しみやすい明確な調性をもちつつ、西洋音楽の古典的作曲技法に通じたシェーンベルクらしい堅固な変奏が繰り広げられる一曲です。
日譜の吹奏楽シリーズ。記念すべき1冊目は、15歳のメンデルスゾーンが作曲した11管楽器のためのノクトゥルノと、それを後年改作して生まれ変わった吹奏楽のための序曲の2曲に加え、ピアノ連弾編曲まで載っているお得な1冊!
天才の名を欲しいままにしたメンデルスゾーンによる、颯爽とした楽想が展開される序曲を是非お楽しみ下さい!
吹奏楽の源流となったハルモニームジークにも言及し、作品の立ち位置を明らかにしている堀内貴晃氏による解説つき!(英訳も併録)
composer | Holst, Gustav |
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作曲家 | ホルスト |
解説者 | 伊藤康英 |
ジャンル | 吹奏楽 |
品番 | 405 |
版型 | A5 / 50頁 |
発売 | 2014年3月 |
価格 | ¥900+税 |
ホルストによる吹奏楽の古典的名曲が日譜から登場しました。作曲者の自筆譜をもとにした、伊藤康英氏の校訂による〔原典版〕です。Db管のフルートやピッコロ、ボンバルドンといった現代では目にする機会の減った楽器も含まれているほか、今日すっかり定着したサクソフォーンが当時はオプション楽器であるなど、スコアを通して吹奏楽の豊かな歴史にふれることのできる一冊となっています。同時発売〈吹奏楽のための第2組曲 ヘ長調〉とセットでお楽しみください。
composer | Holst, Gustav |
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作曲家 | ホルスト |
解説者 | 伊藤康英 |
ジャンル | 吹奏楽 |
品番 | 406 |
版型 | A5 / 62頁 |
発売 | 2014年3月 |
価格 | ¥900+税 |
ホルストによる吹奏楽の古典的名曲〈第1組曲〉〈第2組曲〉が同時発売で登場です。作曲者の自筆譜を基にした、伊藤康英氏の校訂による〔原典版〕となっています。グリーンスリーヴスなど、全楽章を通して現れるさまざまなイギリス民謡の親しみやすい美しさは、〈第1組曲〉の主題労作をはじめとした古典的作曲技法による構成美とは対照的であるといえるでしょう。互いに異なる特徴をもちつつ、ともに吹奏楽の歴史に名を残すふたつの組曲、ぜひセットでお楽しみください。
composer | Weill, Kurt |
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作曲家 | ヴァイル ワイル |
解説者 | 長木誠司 |
ジャンル | 吹奏楽 |
品番 | 404 |
版型 | A5 / 72頁 |
発売 | 2012年3月 |
価格 | ¥1000+税 |
度重なる舞台化、映画化、そして中から生まれた数々のヒットソング・・・。
クラシックの文脈には収まらない独特の音楽を生み出したクルト・ヴァイルの「三文オペラ」は史上稀に見る大ヒットレパートリーだと言えるでしょう。その魅力は今日も尚われわれを惹きつけています。
しかし、その「三文オペラ」に登場する音楽を中心にクルト・ヴァイルが自ら再編した「小さな三文音楽」の存在は、「三文オペラ」本体と比べるとあまり知られているとは言えないかも知れません。本体よりも組曲のほうが有名になった、例えば「アルルの女」とは反対の例です。
その「小さな三文音楽」が、実は吹奏楽と言えなくもないような、弦楽器を含まない、管楽器を中心とした編成で書かれていることを知っている人、となるとさらにいっそう少なくなるかもしれませんが、それでも「三文オペラ」と同じように魅力的な旋律が詰まったこの「三文音楽」は、聴いたら人を虜にするでしょう。
鬼才クルト・ヴァイルの珠玉の作品がここに登場!解説は長木誠司氏です!(英訳も併録)
吹奏楽と言えばこの曲!というくらいに有名で、アメリカ第2の国家とも言われる「星条旗よ永遠なれ」の登場です!
ですが皆さん、この曲のオリジナル編成はご存知ですか?あまりに有名で編曲が夜に溢れすぎていて、音楽のもともとの姿が忘れ去られていたのもこの曲の状況でした。
日譜らしいコダワリをみせた当版では、スーザの自筆譜から新たに作成した《オリジナル編成》の「星条旗よ永遠なれ」がお楽しみ頂けます。さらに、スーザ自身によるピアノ版編曲、歌曲版編曲も同時収録!
解説は、テレビでもお馴染みの青島広志氏です!(英訳も併録)
既にこの曲を何度も演奏した人にも新たな発見をもたらしてくれる一冊です。是非お買い求め下さい!
composer | Saint-Saens, Camille |
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作曲家 | サン=サーンス |
解説者 | 秋山紀夫 |
ジャンル | 吹奏楽 |
品番 | 411 |
版型 | A5 / 46頁 |
発売 | 2016年12月 |
価格 | ¥1000+税 |
クラシックの名曲の数々で知られるサン=サーンスは、吹奏楽作品を手がける作曲家でもありました。彼が作曲した行進曲〈東洋と西洋〉には、当時のヨーロッパで流行したオリエンタリズムの影響が色濃くみられます。1867年に開催されたパリの万国博覧会で東洋の美術や工芸が紹介され、ドビュッシーなど多くの作曲家に影響を与えるなか、東洋を取り上げたオリエンタル展覧会のガラ・ナイトのための作品を1869年に委嘱されたサン=サーンスが書き上げたのがこの〈東洋と西洋〉です。題名のとおり東洋の異国情緒を感じさせる同作は、1878年にパリで三回目に開かれた万国博覧会の表彰式でも演奏されました。今回、日譜から出版するのは、サン=サーンスが当時のフランスの吹奏楽編成にあわせて作曲したオリジナル版です。現代では珍しい楽器も多く含まれたスコア、ぜひお手にとってご覧ください。
composer | Wagner, Richard |
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作曲家 | ワーグナー |
解説者 | 秋山紀夫 |
ジャンル | 吹奏楽 |
品番 | 412 |
版型 | A5 / 33頁 |
発売 | 2018年11月 |
価格 | ¥800+税 |
歌劇の作曲家として知られるヴァーグナーですが、実は吹奏楽の行進曲も作曲していたことをご存知でしょうか。1849年、革命に参加したヴァーグナーは政府から追われる身となりましたが、その後赦されドイツに戻った際にヴァーグナーを高く評価したのが若きバイエルン国王ルートヴィヒ2世でした。その王の19歳の誕生日を祝ってヴァーグナーが作曲したのが〈表敬の行進曲〉です。王の即位式で初演された〈表敬の行進曲〉は、その後繰り返し演奏され、1871年には管弦楽版のスコアが出版されました。今回は、原曲であり1890年に出版された吹奏楽版を収録しています。