弦楽オーケストラのための名曲として愛されている「2つの悲しい旋律」が日譜ラインナップに登場です!
「心の傷み」「春」の2曲とも原曲である歌曲版とグ リーグ自身の手によるピアノ編曲版の楽譜も併録しています。更に参考資料として北欧音楽の第一人者である大束省三氏による歌詞対訳とおぼえ書きも収録! 「全てが揃う」1冊です!
composer | Mozart, Wolfgang Amadeus |
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作曲家 | モーツァルト, ヴォルフガング・アマデウス |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 弦楽オーケストラ |
品番 | 14 |
版型 | A5 / 32頁 |
発売 | 2002年5月 |
価格 | ¥600+税 |
モーツァルトのディヴェルティメント3曲からなる曲集です。モーツァルトは「ディヴェルティメント」という名の作品を19曲残していますが、この3曲はいずれも1772年にザルツブルクで作曲されたものです。 日本語で「嬉遊曲」と訳されるディヴェルティメントの精神にのっとり、楽しく愉快な、気晴らしのための音楽が自在に展開され、モーツァルトが若い頃から自由な作曲能力を手にしていたことがこの曲からも窺えるでしょう。 弦楽合奏はもちろん弦楽四重奏で演奏されることも多い作品で、レッスンの人気レパートリーでもありますから、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
composer | Schubert, Franz |
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作曲家 | シューベルト |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 352 |
版型 | A5 / 7頁 |
発売 | 2015年8月 |
価格 | ¥500+税 |
シューベルトは26歳のとき、4幕の劇〈キプロスの女王ロザムンデ〉のための付随音楽を作曲しました。1923年の初演の後、劇そのものは忘れ去られてしまいましたが、シューベルトの作曲した劇音楽、特にこの間奏曲第3番は現在でもよく知られています。アンダンティーノで奏でられる印象的なヴァイオリンの主旋律は、翌1824年に完成した彼の〈弦楽四重奏曲イ短調〉D.804(第13番)の第2楽章にも用いられました。静謐な美しさをそなえた小品をお楽しみください。
composer | Sarasate, Pablo de |
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作曲家 | サラサーテ |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | その他の独奏曲 |
品番 | 342 |
版型 | A5 / 87頁 |
発売 | 2013年9月 |
価格 | ¥1200+税 |
composer | Lalo, Edouard |
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作曲家 | ラロ |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 交響曲 協奏曲 |
品番 | 78 |
版型 | A5 / 168頁 |
発売 | 1993年4月 |
価格 | ¥1300+税 |
composer | Dvorak, Antonin |
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作曲家 | ドヴォルジャーク |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 339 |
版型 | A5 / 30頁 |
発売 | 2013年4月 |
価格 | ¥700+税 |
ドヴォルザークの有名な〈スラヴ舞曲 第2番 ホ短調〉、日譜より待望の登場です!
ドヴォルザークはその生涯の中で、ふたつの〈スラヴ舞曲集 Slawischer Tanz〉を発表しています。これらの舞曲集にはそれぞれ8曲の舞曲が収められています。その中でも、今回発売する第2集の第2番は、NHKの『名曲アルバム』初回放送でも取り上げられたほどの、たいへん人気のある作品です。
巻末には、フリッツ・クライスラーによるヴァイオリンとピアノの二重奏のための編曲も付属しています。
composer | Elgar, Edward |
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作曲家 | エルガー |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 弦楽オーケストラ |
品番 | 292 |
版型 | A5 / 24頁 |
発売 | 2007年1月 |
価格 | ¥500+税 |
今年生誕150周年を迎えたエルガーの弦楽オーケストラ作品が登場です!
ヴァイオリン協奏曲やチェロ協奏曲、そして編曲版の愛の挨拶などで弦楽器のイメー ジが強いエルガーは、弦楽のための作品を生涯書き続けました。このセレナーデは、エルガーが35歳の時に作曲した3楽章からなる作品で、弦楽器に乗せて歌 われる伸びやかな旋律と、心に深く訴えかけてくる和音の美しさが印象的です。
小社から既刊の「威風堂々」「チェロ協奏曲」「エニグマ変奏曲」などと合わせ てエルガー鑑賞にお役立て下さい!
composer | Dvorak, Antonin |
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作曲家 | ドヴォルジャーク |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 弦楽オーケストラ |
品番 | 117 |
版型 | B6 / 88頁 |
発売 | 2002年5月 |
価格 | ¥700+税 |
composer | Holst, Gustav |
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作曲家 | ホルスト |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 弦楽オーケストラ |
品番 | 348 |
版型 | A5 / 32頁 |
発売 | 2014年9月 |
価格 | ¥900+税 |
組曲〈惑星〉で広く知られるイギリスの作曲ホルストですが、その若かりし頃には苦しい生活を送ったといいます。31歳にしてロンドン・ハマースミスにあるセントポール女子校の音楽主任の職を得たホルストは、以来、多くの楽曲をこの学校のために作りました。その中でも特に有名なのが、ふたつの弦楽オーケストラ曲〈セントポール組曲〉〈ブルックグリーン組曲〉です。〈セントポール組曲〉の終楽章では、イギリスの舞踊であるダーガソンの旋律に、有名なグリーンスリーブスの旋律が組み合わされています。この楽想は後に〈吹奏楽のための第二組曲〉のフィナーレにも用いられました。〈ブルックグリーン組曲〉もまた、親しみやすい旋律をもった演奏のやさしい曲で、木管楽器も加えて演奏できるように書かれています。生徒たちのことを思いながら筆をとった教育者としてのホルストの一面が伺える作品です。
composer | Mozart, Wolfgang Amadeus |
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作曲家 | モーツァルト, ヴォルフガング・アマデウス |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 333 |
版型 | A5 / 48頁 |
発売 | 2012年8月 |
価格 | ¥800+税 |
composer | Saint-Saens, Camille |
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作曲家 | サン=サーンス |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 協奏曲 管弦楽曲 |
品番 | 224 |
版型 | A5 / 50頁 |
発売 | 2017年4月 |
価格 | ¥800+税 |
二拍子の舞曲であるハバネラは、1800年頃、キューバのハバナを起源として流行したことからその名がつきました。19世紀には多くのクラシック音楽の作曲家がハバネラを取り上げた音楽を残しましたが、なかでもサン=サーンスの〈ハバネラ〉は、ヴァイオリン独奏とオーケストラのために作曲されています。著名なヴァイオリニストであったサラサーテやブリッジタワーとも親交を持ったサン=サーンスでしたが、彼の〈ハバネラ〉は、キューバのヴァイオリニストであったアルベルティーニとの演奏旅行中の1885年秋、雨に降られて立ち寄ったホテルの暖炉で浮かんだ旋律が元になったといわれています。ヴァイオリン独奏のヴィルトゥオーソ的な見せ場も巧みに取り込まれたハバネラの名曲です。今回、新たなA5版で見やすくリニューアルしました。
composer | Brahms, Johannes |
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作曲家 | ブラームス |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 83 |
版型 | A5 / 160頁 |
発売 | 2010年3月 |
価格 | ¥1400+税 |
composer | Sibelius, Jean |
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作曲家 | シベリウス |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 303 |
版型 | A5 / 130頁 |
発売 | 2008年7月 |
価格 | ¥1300+税 |
日譜のシベリウス作品に、ヴァイオリン協奏曲が加わりました!
幻想的でありながら美しい冒頭を持つ第1楽章、ため息の出るような和声の移ろいの上に息の長い旋律が展開する第2楽章、そして北欧の大地に春が芽吹く喜びの踊りを表現したかのような、躍動感ある第3楽章・・・と、どこをとっても聴き所満載の、シベリウス唯一の協奏曲です。
実はシベリウスは音楽大学の学生だった頃はヴァイオリニストを目指し、ピアノよりもヴァイオリンを得意としていました。となると、ヴァイオリンの能力が最大限に生かされて魅力に溢れた協奏曲となったのも当然、と言うところかもしれませんね。
チャイコフスキーやメンデルスゾーンの協奏曲と並んで頻繁に演奏されている作品です。是非楽譜を手にして、シベリウスの最も得意とした楽器の表現に耳を傾けてみて下さい。
composer | Tchaikovsky, Pyotr Il'yich |
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作曲家 | チャイコフスキー |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 74 |
版型 | A5 / 160頁 |
発売 | 2011年5月 |
価格 | ¥1400+税 |
composer | Bruch, Max |
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作曲家 | ブルッフ |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 77 |
版型 | A5 / 96頁 |
発売 | 1984年1月 |
価格 | ¥1000+税 |
1838年に生まれ1920年になくなったマックス・ブルッフは、11歳で序曲や室内楽を作曲し、14歳で交響曲も書いた、早熟ぶりで有名な作曲家でした。全部で3曲ある彼のヴァイオリン協奏曲で一番有名なこの第1番が作曲されたのは1866年、彼が28歳の時でした。ドイツ・コブレンツの劇場で指揮者をしていた彼自身の指揮で初演されました。のちにヨーゼフ・ヨアヒムの助言を受けて書き改められ、曲はヨアヒムに献呈されています。 現代の演奏会や録音の主要レパートリーとして知られるだけでなく、ヴァイオリンを学ぶ学生にとってはレッスン曲、音大の入試曲、コンクールの課題曲としてもよく耳にする音楽ではないでしょうか? それだけ演奏されるのは、着実で的確を旨とするブルッフの作曲技法と、音楽の中身の魅力があるからだと言えるでしょう。
composer | Paganini, Niccolo |
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作曲家 | パガニーニ |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 104 |
版型 | A5 / 152頁 |
発売 | 2011年5月 |
価格 | ¥1500+税 |
ヴァイオリンの鬼才として名を馳せ、今でもヴァイオリニストたちの重要レパートリーとして受け継がれているパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番が日譜から登場しました! 長大な音楽の中にたっぷりと盛り込まれた技巧的なパッセージの数々は、ヴァイオリニストの名技を楽しむには充分なほど。「おなかいっぱい」を約束してくれる充実の協奏曲です!
composer | Wieniawski, Henri |
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作曲家 | ヴィエニァフスキ |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 399 |
版型 | A5 / 118頁 |
発売 | 2021年3月 |
価格 | ¥1500+税 |
ポーランド生まれのヴァイオリニスト兼作曲家ヘンリク・ヴィエニァフスキは、パガニーニ以後のヴァイオリニストの頂点に立った一人で、難曲を鮮やかに弾きこなし、情緒豊かな音色で人々の心に感動を与えました。彼は生涯にヴァイオリン協奏曲2篇を書いており、〈第2番〉は1862年に完成され、サンクトペテルブルクで作曲者自身の独奏によって初演されました。その演奏を聴いたキュイは、「私はあの冒頭のアレグロから未だに立ち直れない」と友人のバラキレフに書き送っています。甘美な旋律に溢れた、ロマン派を代表するヴァイオリン協奏曲の一つです。
composer | Saint-Saens, Camille |
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作曲家 | サン=サーンス |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 209 |
版型 | A5 / 136頁 |
発売 | 2000年7月 |
価格 | ¥1500+税 |
composer | Mendelssohn, Felix |
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作曲家 | メンデルスゾーン |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 73 |
版型 | A5 / 88頁 |
発売 | 1965年2月 |
価格 | ¥1100+税 |
これほど知られたヴァイオリン協奏曲は他にないでしょう!独奏ヴァイオリンの最初の3音のリズムを聴いただけでなんの曲かわかってしまうヴァイオリン協奏曲が他にあるでしょうか? メンデルスゾーンが28歳の時、1838年に着手したこの協奏曲が、現在知られる形で完成したのは1844年。推敲に推敲を重ねるメンデルスゾーンですが、なんと足掛け6年の歳月をかけてこの曲を作曲したことになります。かといって微に入り細に入り複雑を極める作品、というわけではなく、むしろ削ぎ落とされた簡潔な美が伝わってくるこのヴァイオリン協奏曲。メンデルスゾーンがいかに整理された作曲を目指していたかが伺われますね。 曲は続けて演奏される3楽章からなります。お好みの演奏と一緒に是非日譜のスコアもお求め下さい。
composer | Saint-Saens, Camille |
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作曲家 | サン=サーンス |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 協奏曲 管弦楽曲 |
品番 | 223 |
版型 | A5 / 72頁 |
発売 | 1991年10月 |
価格 | ¥1000+税 |
composer | Borodin, Alexander Porfir'yevich |
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作曲家 | ボロディン |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 277 |
版型 | A5 / 56頁 |
発売 | 2005年10月 |
価格 | ¥700+税 |
ダッタン人の踊りで広く知られるボロディンは、近年交響曲や室内楽の分野でも注目され始めています。室内楽でも特に人気の高い弦楽四重奏第2番は、メロディの美しさの極地を味わえる第3楽章が"ノクターン"の愛称で親しまれています。民族色豊かな、色彩感ある弦楽四重奏をお探しの方にもぴったりの一冊です。
composer | Schubert, Franz |
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作曲家 | シューベルト |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 337 |
版型 | A5 / 72頁 |
発売 | 2013年9月 |
価格 | ¥900+税 |
composer | Massenet, Jules |
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作曲家 | マスネ |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 管弦楽曲 オペラ |
品番 | 225 |
版型 | A5 / 24頁 |
発売 | 1992年3月 |
価格 | ¥400+税 |
Vn, Pf 版スコアも収録されています
composer | Chausson, Amédée-Ernest |
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作曲家 | ショーソン |
解説者 | 佐々木茂生 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 372 |
版型 | A5 / 49頁 |
発売 | 2017年10月 |
価格 | ¥1000+税 |
19世紀フランスの作曲家、ショーソンをご存知でしょうか。ヴァイオリン・ソロと管弦楽による〈詩曲〉で特に知られるショーソンは、24歳でパリ音楽院に入り、ジュール・マスネやセザール・フランクに作曲を学びました。代表曲というべき〈詩曲〉は、パリ音楽院の洗練された音楽語法を映した作風に、神秘的な詩情が加わり、フランス音楽ならではの品性をそなえた一曲です。ヴァイオリン独奏とオーケストラの共演レパートリーとしても知られる本曲、今回の日譜版ではヴァイオリンとピアノによる編曲版もあわせて収録しました。