composer | Beethoven, Ludwig van |
---|---|
作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 室内楽 |
品番 | 89 |
版型 | B6 / 36頁 |
発売 | 2011年4月 |
価格 | ¥600+税 |
20代の終わりから30歳にかけてベートーヴェンが書き上げた最初の弦楽四重奏曲作品18。全6曲セットの最後を飾る第6番が、見やすく美しいコンピュータ浄書によって日譜ラインナップに加わりました!
ベートーヴェン晩年の音楽的昇華が後期弦楽四重奏によってなされたのであれば、この初期の弦楽四重奏は、ハイドンからモーツァルトを経由して受け継がれてきた伝統から若き巨匠ベートーヴェンが育ち巣立った、みずみずしい感性のほとばしりであると言えるでしょう。
4つの楽器がそれぞれ独立し対話する、弦楽四重奏ならではの楽しみと、後のベートーヴェンを彷彿とさせる音楽のドラマティックな身振りへの萌芽がこの作品には見られます。
長い西洋音楽の中継地点とも言えるこの作品を、見やすい楽譜とともに手許に置いてみませんか?