composer | Beethoven, Ludwig van |
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作曲家 | ベートーヴェン |
解説者 | 稲田泰 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 71 |
版型 | A5 / 144頁 |
発売 | 1965年2月 |
価格 | ¥1000+税 |
第5番の交響曲「運命」と並行して作曲され、また同じ演奏会で初演された第6番の「田園」です。切ったら血が吹き出そうな第5番の凝縮された音楽に比べて、この第6番の音楽の、なんとゆるやかで晴れやかな事でしょうか。 いかめしい顔つきで全ての苦悩を音符に叩きつけているイメージの強いベートーヴェンですが、この6番のような柔和な音楽においても類まれな才能を発揮した事を忘れてはなりません。彼のロマンスのような側面の頂点に立つのがこの「田園交響曲」だと言うことも出来るでしょう。