チャイコフスキーと言えば、まずバレエ三部作や交響曲を思い浮かべる方が多いと思いますが、オペラ作品においても根強い人気を誇っています。 このエフゲニィ・オネーギンは、1876年にチャイコフスキーがパリでビゼーのカルメンを見た事がきっかけとなって作曲されたと言われている作品で、チャイコフスキーのオペラ作品の中でも特に上演回数が多く、人気の高い作品です。 今回の日譜版ではこのオペラの中から、オーケストラのコンサートで取り上げられる事の多い「ポロネーズ」と「ワルツ」を抜粋しました。テレビのBGMとして使われる事も多いので耳にした事がある方も多くいらっしゃると思います。スコアを手にして、チャイコフスキーの優雅な音楽を味わってみませんか?