composer | Sibelius, Jean |
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作曲家 | シベリウス |
解説者 | 菅野浩和 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 307 |
版型 | A5 / 64頁 |
発売 | 2009年1月 |
価格 | ¥800+税 |
日譜のシベリウス・シリーズに組曲《カレリア》が加わりました!
カレリアとは現在のフィンランド南東部からロシアの北西部にまたがる森林と湖沼が広がる地方の名前で、フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」もこの地で育まれました。シベリウス自身も愛妻アイノとの新婚旅行で1892年にこの地を訪れています。
この旅行の翌年に野外劇用の音楽として作曲されたもののから3曲を抜粋したのがこの組曲《カレワラ》です。
雄大な自然を思わせるホルンのメロディから始まる《間奏曲》、まるで伝説を語るような厳かでやさしいメロディが堪能できる《バラード》、そして明るい陽差しの中を心地よく進んでいくような《行進曲風に》。特に《行進曲風に》は独立して演奏される機会も多いですし、近年も薬のコマーシャル音楽として使われていたことがあるので、知らないうちに耳にされている方も多いかもしれません。
どの曲からもシベリウスが過ごしたカレリア地方の雄大な風景が見えてくるかのようです。
絵画的な魅力も併せ持ったこの組曲、ぜひ目でスコアを確かめてみませんか?