composer | Sibelius, Jean |
---|---|
作曲家 | シベリウス |
解説者 | 青島広志 |
ジャンル | 交響曲 |
品番 | 300 |
版型 | A5 / 152頁 |
発売 | 2008年4月 |
価格 | ¥1400+税 |
7曲あるシベリウスの交響曲の中でももっとも人気の高い「第2番」の登場です。
広大な自然に身を置いているかのような情景から始まるこの交響曲は、35歳のシベリウスが書き上げたものです。まさに作曲家としての熟成が始まった時期で、どの瞬間にもシベリウスの個性が発揮され、彼ならではのシンプルでありながらも奥行きの深い音楽を心ゆくまで堪能できます。特に、執拗に上り下りの音階が繰り返される終楽章は、オーケストラ書法を得意としたシベリウスの面目躍如たる音楽。オーケストラの重量感で奏でられるフレーズが、圧倒的な説得力をもって胸に迫ってきます。楽譜を見た方は、聴いた印象とは違って整然と計画された楽譜に驚くかもしれません。
ぜひ楽譜を手にとって、この曲がひときわ強い支持を集めている理由をたしかめてみませんか?