composer | Mozart, Wolfgang Amadeus |
---|---|
作曲家 | モーツァルト, ヴォルフガング・アマデウス |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 弦楽オーケストラ |
品番 | 17 |
版型 | B6 / 24頁 |
発売 | 1964年4月 |
価格 | ¥400+税 |
この曲を知らない人は、探すほうが難しいくらいでしょう!それくらい広く親しまれ、ファンや演奏家の間では「アイネク」の愛称で愛されている『アイネ・クライネ・ナハトムジーク」は、モーツァルトの13番目のセレナーデとして1787年に作曲されました。歌劇「ドン・ジョバンニ」と同じ年の作品です。 もともとセレナーデは「夜の音楽」を意味する気楽な音楽用語なのですが、モーツァルトはわざわざこの曲に「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」という愛称を与えています。実はこのドイツ語の名前も「小さな夜の音楽」という意味。「セレナーデ」でも充分なところに、わざわざ同じような意味の愛称を持っていたなんて、この曲を気に入っていた証拠かもしれませんね。 誰もが知るこの曲は編成もシンプルに4パートのみ。チェロとコントラバスは同じ楽譜を見て弾きます。魅力的なのに、音符の組み合わせ方もとてもシンプル。 だから、これからスコアを読んでみたいな、と考えている方が初めてチャレンジするのにもピッタリな楽譜だと言えるでしょう。 一番有名な第1楽章も良いですが、日譜がオススメしたいのは第2楽章。ゆっくりした音楽ですし、休みのパートが多く、3パートで成立している場面がたくさんあるんです! これ以上ないほどスコア入門にぴったりな日譜版の「アイネク」を、よろしくお願いします!