composer | Liszt, Franz |
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作曲家 | リスト |
解説者 | 濱田滋郎 |
ジャンル | 協奏曲 |
品番 | 64 |
版型 | A5 / 112頁 |
発売 | 2006年12月 |
価格 | ¥1100+税 |
協奏曲といえばコンサートの華!という事で名ソリストがその技術や音楽性を存分に発揮して聴衆を虜にしてくれるものです。そしてフランツ・リストと言えば迫力ある技巧的なピアノの名手として知られ、演奏会に「暗譜」の習慣を持ち込み、美青年としても広く知られて彼のリサイタルのチケットがとにかくたくさん売れたという、現代型ソリストのハシリのような存在。その両者が結びついたリストの「ピアノ協奏曲」ときたら、面白くないわけがない! おまけにリストは「交響詩」を開始した、色彩豊かな管弦楽法でオーケストラを操る術も心得ていたとなると、さすがにちょっと売り文句が並び過ぎかな、と思ってしまいますよね。でも仕方ない。実際にそうなんですから。 お気に入りのピアニストと指揮者、オーケストラが奏でる華やかさにどっぷり浸らせてくれる協奏曲は、なかなかあるものではありません。それを当版のすっきりとした見やすい浄書で見てみて、今度のコンサートを心待ちにしたり、魅了されたコンサートのことを思い出してみるのも良いかも知れませんよ? 各楽章それぞれの見せ場や名旋律の他に、ピアノ協奏曲史上まれな「トライアングル+独奏ピアノ」のアンサンブルまで堪能できる名協奏曲です。お買い求めになった方はまず第89ページをめくって確認してみてください! 濱田滋郎先生による解説は、ていねいな、リストの全貌と作品の詳細がわかる名解説です!