composer | Faure, Gabriel |
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作曲家 | フォーレ |
解説者 | 島信愛 |
ジャンル | 管弦楽曲 |
品番 | 305 |
版型 | A5 / 72頁 |
発売 | 2008年11月 |
価格 | ¥700+税 |
フルートやチェロ、そしてその他多くの楽器奏者が幾度となくコンサートで、CDで愛奏してきた大人気曲"シシリエンヌ"を含むフォーレの組曲「ペレアスとメリザンド」が登場です!
メーテルリンクの戯曲「ペレアスとメリザンド」にはドビュッシー、シェーンベルク、シベリウスと言った作曲家も音楽を書いていますが、フォーレもこの戯曲のために19曲からなる劇付随音楽を書きました。尤も、当時忙しかったフォーレは、1ヶ月ほどでこの曲を書き上げ、室内オーケストラへの編曲を弟子のシャルル・ケクランに任せています。
そして後にフォーレ自身が新たに5曲を抜き出し、2管編成オーケストラ用に新たに編曲し治したのがこの管絃楽組曲「ペレアスとメリザンド」です。ただし5曲目の「メリザンドの死」だけは声楽が必要となるので、今日では残りの4曲だけを演奏することが多く、日譜版「ペレアスとメリザンド」も、今日演奏機会の多い4曲収録の管絃楽組曲となっています。
中でも日本では「シシリエンヌ」の人気が飛び抜けて高く、楽器愛好家のあこがれの曲として、また絶好のコンサートピースとして多くの編曲で演奏されていますが、日譜のスコアを手に、他の3曲とともに是非フォーレ自身のオリジナル版をご堪能下さい。島信愛氏による充実の解説付きです。