エルガーが婚約中の妻に送ったとされる「愛の挨拶」。この愛らしいメロディーはどなたでも耳にした事があるのではないでしょうか?
今ではヴァイオリンの定 番レパートリーとして親しまれる事の多いこの曲、実は原曲はピアノ曲なのです。その後、作曲者自身によってオーケストラ版、ヴァイオリンとピアノ版の2つ の編曲が作られましたが、日譜版の「愛の挨拶」では、なんと編成違いの3バージョン全てを収録致しました!
それぞれの編曲を見比べてみると、細かい表情に 違いがあったり、繰り返しの書き方が違っていたり、これまで見えなかった新しい発見もできるはず!もちろん、どれか好きなバージョン一つとじっくり向き 合ってみるのもいいでしょう。楽譜を片手に、お気に入りのCDを聴き直してみませんか?