composer | Bizet, Georges |
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作曲家 | ビゼー |
解説者 | 溝部国光 |
ジャンル | 管弦楽曲 オペラ |
品番 | 27 |
版型 | B6 / 68頁 |
発売 | 1964年7月 |
価格 | ¥500+税 |
音楽の教科書でも取り上げられて、数々のCDやコンサートでも取り上げられて、まさしくオペラの入門に最適なこの「アルルの女」は、改めて説明する必要がないほどの有名曲です。ところが、実はこの第2組曲はビゼーの手によるものではなかったという事はご存知でしたか?第2組曲は、ビゼーの死後、友人であった作曲家のギローがビゼーの書き残した音楽を自由に改変して編み直した組曲だったんです。ビゼー自身が編み直した第1組曲とは出自の違う組曲だったんですね。
作曲家同士の友情によって生まれたこの第2組曲は、いずれの曲も旋律の個性が際立って愛されています。
力強くも素朴な「パストラール」、冒頭のユニゾンが印象的な「間奏曲」、フルートとハープの音色が記憶に残る「メヌエット」、そしてなんといっても、勇壮な行進曲が、やがてふたつの旋律の驚異的な対位法へと変貌していく「ファランドール」。
どの曲からも魅力が溢れ出ています。
単なる「オペラ入門」では終わらない「アルル」の魅力を再確認しませんか?