 
                | composer | Kodály, Zoltán | 
|---|---|
| 作曲家 | コダーイ | 
| 解説者 | 石原奈保子 | 
| ジャンル | 管弦楽曲 | 
| 品番 | 377 | 
| 版型 | A5 / 104頁 | 
| 発売 | 2018年6月 | 
| 価格 | ¥1300+税 | 
ハンガリーの作曲家コダーイの作品のなかでも、とりわけ〈ハーリ・ヤーノシュ〉はよく知られた一曲です。ハーリ・ヤーノシュとはハンガリーの歴史上の人物で、かつてナポレオン戦争を戦った兵士でした。老いて兵役を退いた彼は、きょうも酒場にたむろして過去の手柄話を語ります。若き日の農民ハーリが大都会ウィーンを訪れた際の驚きから、恋人との思い出、ナポレオン戦争での合戦に勝ってふたたびウィーンの王宮に凱旋する場面まで、想像力とユーモアに満ちたハーリ・ヤーノシュの語りが音楽で描かれています。日本では吹奏楽のレパートリーとしても知られる一曲ですが、実は元々オペラとして作曲され、後に組曲へとまとめられました。オリジナルの管弦楽スコアを眺めれば、また何か新たな発見があるかもしれません。