composer Strauss, Richard
作曲家 シュトラウス, リヒャルト
解説者 西尾洋
ジャンル 交響曲
品番 330
版型 A5 / 176頁
発売 2012年12月
価格 ¥1800+税

編成:

Picc, Fl, Ob, E-Hr, Cl, B-Cl, Fg, D.B, Heckelphone, Hr, Tb, Tp, Tub, Timp, B.D, S.D, Cym, Tri, Tamtam, Wind machine, Thunder machine, Cowbell, Groc, Hp, Vn, Va, Vc, Cb

内容:

この曲は、リヒャルト・シュトラウスが10代の頃ドイツ・アルプスを登山したときの体験がもとになっていると言われ、ニーチェの著作〈アンチクリスト〉の理念から影響を受けて作曲されました。〈自然の中での解放〉を根底に、夜明けから日没までのアルプスの雄大な自然の情景、登山者の目に映る情景や心象風景を、巧みなオーケストレーションで描写しています。

composer Mahler, Gustav
作曲家 マーラー
解説者 西尾洋
ジャンル
品番 373
版型 A5 / 169頁
発売 2017年11月
価格 ¥1800+税

編成:

2Fl, 2Picc, 3Ob, E.Hr/Ob, 3Cl, Bscl/Cl, 3Fg, 7Hr, 4+5Trp, 3+4Pos, Tub, Pauker1, Pauker2, Trgl, Becken, Gr.Tr, Harfe, Tam-t, Vn1, Vn2, Vla, Cello, Bass

内容:I. Langsam. Schleppend. wie ein Naturlaut. - Im Anfang sehr gemächlich. II. Kräftig bewegt, doch nicht zu schnell. III. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen. IV. Stürmisch bewegt.

マーラーの交響曲といえば、多くがその副題とともに知られています。交響曲第1番〈巨人〉もそんな作品のひとつで、この副題はジャン・パウルの小説の題名から取られました。当初は交響詩として発表されたこの楽曲ですが、1896年に交響曲として改訂された際、実はこの副題はマーラー自身の手によって取り消されています。それにも関わらず今日でもこの交響曲が〈巨人〉として知られるのは、やはり、若々しく雄大な楽曲の性格と、終楽章では9本ものトランペットが登場するような巨大な編成が、どこかで〈巨人〉の言葉を連想させるからなのかもしれません。

composer Schumann, Robert
作曲家 シューマン
解説者 西尾洋
ジャンル 交響曲
品番 390
版型 A5 / 215頁
発売 2020年9月
価格 ¥1800+税

内容:Andante un poco maestoso - Allegro molto vivace , Larghetto , Scherzo. Molto vivace , Allegro animato e grazioso

31歳のシューマンはこの交響曲の草稿をたったの4日間で書き上げました。その前年はクララとの結婚がようやく成立し、多くの歌曲の傑作群が作られた「歌曲の年」といわれています。交響曲の副題にある〈春〉という題名は、もともとシューマン自身によってつけられていたものの、のちに取り去られていますが、シューマンが喜びとともに描いた春の交響的な姿をどうぞご覧ください。

composer Rachmaninov, Sergey
作曲家 ラフマニノフ
解説者 青島広志
ジャンル 交響曲
品番 318
版型 A5 / 244頁
発売 2009年8月
価格 ¥2000+税

編成:

3Fl, 2Ob, C.A., 2Cl, B-Cl, 2Fg, 4Hr, 3Tp, 3Tb, Tuba, Timp, Cym, Bass Drum, Snare Drum, Glockenspiel, Vn I, Vn II, Va, Vc, Cb

内容:
  • I. Largo - Allegro moderato
  • II. Allegro molto
  • III. Adagio
  • IV. Allegro vivace

ラフマニノフの作曲家としての名声を不動のものにした交響曲第2番が日譜ラインナップに登場です!

ピアニストとしても華々しく活躍していたラフマニノフの作品といえば、映画やテレビでも頻繁に使われているピアノ協奏曲や種々のピアノ独奏作品が特に有名ですが、オーケストラのための作品も「交響詩『死の島』」、「交響的舞曲」などが人気でよく取り上げられています。そんな彼のオーケストラ作品の中でも特に人気が高いのがこの交響曲2番と言えるでしょう。

演奏時間がおよそ50分にも及ぶ大交響曲ですが、ラフマニノフはこの曲が長大だからといっても、決して大味でには仕上げていません。大きな構造を支えるだけの骨太な主題設定は勿論ありますが、同時に、ピアノ曲でラフマニノフが見せるような緻密な細部へのこだわりが全曲を貫いています。

長いのに非常に緻密。そんなこの曲の全体像を聴くだけで把握するのは決して簡単ではありませんが、日譜のスコアを手元に置いていただければ大丈夫。音楽を目から補うことで、ラフマニノフがこの曲でいかに細部まで工夫を加えているかがわかるでしょう。青島広志先生によるわかりやすい解説も、作曲上の秘密を探るのにはうってつけ。
スケールの大きい序奏、ラフマニノフの代名詞とも言える感動的な揺れるメロディ、オーケストラの機能を十全に引き出した魅力的なアレグロ・・・。どの楽章も、青島先生の解説があれば魅力の理由が見えてくるでしょう。

ラフマニノフの交響曲2番をより身近に楽しむためには最適の1冊です。是非お手許にどうぞ。

composer Holst, Gustav
作曲家 ホルスト
解説者 伊藤剛
ジャンル 管弦楽曲
品番 240
版型 A5 / 192頁
発売 1995年7月
価格 ¥1800+税

内容:
  • 火星-戦争をもたらす者
  • 金星-平和をもたらす者
  • 水星-翼のある使者
  • 木星-快楽をもたらす者
  • 土星-老いをもたらす者
  • 天王星-魔術師
  • 海王星-神秘主義者