composer Weill, Kurt
作曲家 ヴァイル ワイル
解説者 長木誠司
ジャンル 吹奏楽
品番 404
版型 A5 / 72頁
発売 2012年3月
価格 ¥1000+税

編成:

2Fl, 2Cl, A-Sax, T-Sax, 2Fg, 2Tp, Tb, Tba, Timp. Banjo and Guitar, Keyboard

内容:
  1. 序曲
  2. 切り裂きマッキーの殺しの歌
  3. 代わりにのソング
  4. 快適な生活のバラード
  5. ポリーの歌
  6. タンゴ・バラード
  7. 大砲ソング
  8. 三文フィナーレ

    度重なる舞台化、映画化、そして中から生まれた数々のヒットソング・・・。
    クラシックの文脈には収まらない独特の音楽を生み出したクルト・ヴァイルの「三文オペラ」は史上稀に見る大ヒットレパートリーだと言えるでしょう。その魅力は今日も尚われわれを惹きつけています。

    しかし、その「三文オペラ」に登場する音楽を中心にクルト・ヴァイルが自ら再編した「小さな三文音楽」の存在は、「三文オペラ」本体と比べるとあまり知られているとは言えないかも知れません。本体よりも組曲のほうが有名になった、例えば「アルルの女」とは反対の例です。

    その「小さな三文音楽」が、実は吹奏楽と言えなくもないような、弦楽器を含まない、管楽器を中心とした編成で書かれていることを知っている人、となるとさらにいっそう少なくなるかもしれませんが、それでも「三文オペラ」と同じように魅力的な旋律が詰まったこの「三文音楽」は、聴いたら人を虜にするでしょう。
    鬼才クルト・ヴァイルの珠玉の作品がここに登場!解説は長木誠司氏です!(英訳も併録)