![]() | composer | Strauss II, Johann |
作曲家 | シュトラウス子, ヨハン | |
解説者 | 濱崎大吾 | |
ジャンル | 管弦楽曲 | |
品番 | 250 | |
版型 | A5 / 41頁 | |
発売 | 2017年9月 | |
価格 | ¥700+税 |
編成:
Fl, Picc, 2Ob, 2Cl(B), 2Fg, 4Hr(F), 2Trp, 3Trb, Glockenspiel, Tamburin, Kleine Trommel, Cassa, Becken, Vn. obligat, Vn.I, Vn.II, Vla, Vc, Cb.
ヨーロッパの隣にあるアラブ世界は、クラシック音楽においてしばしば異国情緒的な関心から取り上げられる題材ですが、なかでも1869年、スエズ運河が開通した際には、そうしたアラブへの憧憬を描いた楽曲が多く作られました。ワルツの名手であったヨハン・シュトラウスII世の〈エジプト行進曲〉もそんな一曲です。アラブ音楽の音階を模倣したアラビア音階で綴られた楽曲からは、「東と西の結婚」とも呼ばれた運河の開通に湧く当時のヨーロッパのようすが伺えます。遠いエジプト、アラブの情緒に彩られた一曲をお楽しみください。