composer Elgar, Edward
作曲家 エルガー
解説者 等松春夫
ジャンル 弦楽オーケストラ
品番 296
版型 A5 / 16頁
発売 2007年3月
税込価格 ¥324(本体価格:¥300)

編成:Vn I, Vn II, Va, Vc, Cb, Hp(or Pf), Harmonium(or Org)

内容:単一楽章

エルガ—生誕150周年にお届けする日譜イギリス音楽シリーズ!今回はエルガーの隠れた名曲「ソスピーリ」が登場です。

この曲は「愛の挨拶とセットになるような曲を」というグラモフォン社の依頼によってレコード録音を前提として書かれた2曲のうちの1曲です。ところがこのソスピーリは当初の構想とは異なり深く沈むような曲調の作品になったために、結局この時にレコーディングされたのは「愛の挨拶」と、もう1曲の「カリッシマ」の2曲だけでした。

ソスピーリ(Sospiri)とはイタリア語で「ため息」の意味です。

エルガーの、短く悲しい、そして美しい「ため息」に触れてみてはいかがでしょうか?

 

composer Elgar, Edward
作曲家 エルガー
解説者 等松春夫
ジャンル 管弦楽曲
品番 288
版型 A5 / 72頁
発売 2007年3月
税込価格 ¥864(本体価格:¥800)

編成:2Fl(Picc), 2Ob, 2Cl, 2Fg, C-Fg, 4Hr, 2Tp, 3Tb, 3Timp, Cym, Vn I, Vn II, Va, Vc, Cb

内容:単一楽章

エルガー33歳の時に書かれた演奏会用序曲「フロワサール」が日譜のイギリス作曲家シリーズに登場しました!「フロワサール」とは中世フランスの年代記作者ジャン・フロワサール(Jean Froissart, 1333-1410)の事です。しかし、エルガーはこの曲で実在したフロワサールを描写的に描こうとしたわけではなく、中世の騎士道へのオマージュを描いたのです。

そう聞くとなるほど!と思えるような高貴さと力強さをあわせもった「フロワサール」は、エルガーの管弦楽作品としてはもっとも初期に書かれた作品ですが、しかし、複層的に入り組んだ対位法的な旋律や、重厚なオーケストレーションは、既にエルガーの個性を充分に確立しています。

その後交響曲やチェロ協奏曲、そして威風堂々などへつながっていったエルガー管弦楽作品の原点に触れてみてはいかがでしょうか?

composer Elgar, Edward
作曲家 エルガー
解説者 等松春夫
ジャンル 交響曲
品番 290
版型 A5 / 192頁
発売 2007年12月
税込価格 ¥1728(本体価格:¥1600)

編成:

3Fl, 2Ob, E-H, 2Cl, B-Cl, 2Fg, C-Fg, 4Hr, 3Tp, 3Tb,Tba, Timp, S.D, B.D, Cym, 2Hp, Str.

内容:全4楽章

「愛の挨拶」や「威風堂々」などで知られるエルガーですが、親しみやすいこれらの作品は、彼の多彩な作風のほんの一面を示しているにすぎません。彼は、イギリス音楽史上まれに見る交響曲作家でもあるのです。

彼がこの「交響曲 第1番」を書き上げたのは、既に名声も確立されていた1908年、51歳の時でした。まさに作曲家として円熟の極みを見せていた頃で、この曲の中でも、至る所にちりばめられた旋律群の複層的な重なり合いや、オーケストラの重層的な扱い方によって彼の才能と、この作品に対する並々ならぬ意欲が汲み取れるでしょう。
それを反映した重厚さに満ちた全4楽章、50分のこの大作は、エルガーのみならずイギリスを代表する交響曲です。もちろん、単に重厚なだけではありません。随所でメロディーメイカーとしてのエルガーの才能も輝いています。

エルガーの才能がたっぷりと詰め込まれたこの作品をわかりやすくガイドしてくれるのは、英国エルガー協会会員・エルガー研究者の等松春夫氏です。

エルガー生誕150周年の最後を飾る、エルガーの意欲作!

composer Elgar, Edward
作曲家 エルガー
解説者 等松春夫
ジャンル 管弦楽曲
品番 299
版型 A5 / 112頁
発売 2009年2月
税込価格 ¥1296(本体価格:¥1200)

編成:

3Fl(3=Picc), 3Ob(3=IH), 3Cl(3=BassCl), 3Fg(3=C-Fg), 4Hr, 3Tp, 3Tb, Tuba, Timp, B.D. Cym., S,D., Tri., Glock., 2 Hp, Vn I, Vn II, Va, Vc, Cb

内容:単一楽章

1904年、円熟味を増していた46歳のエルガー自身が指揮して初演した演奏会用序曲「南国にて」が日譜シリーズに加わりました!

日本での知名度が高い曲とは言い難いこの「南国にて」ですが、一度聴いてしまえば、まるで映画を見ているかのような鮮やかな場面の数々に彩られているこの序曲の虜になってしまう人も多いはず!


エルガーと言えば「愛の挨拶」のやさしいメロディ、「威風堂々」の気高いメロディを書く作曲家のイメージを抱いている人も多いと思いますが、「南国にて」でのエルガーは、オーケストラからきわめて豪華できらびやかな効果を引き出して、まるでリヒャルト・シュトラウスのドン・ファンのようにドラマティックに南国の印象を音楽にまとめ上げています

「南国」と聞くと、ハワイやタヒチなどを思い浮かべてしまうかもしれませんが、イギリス人であるエルガーが描いた南国は、1903年から翌年にかけて家族旅行で訪れた、フランス・ニースとイタリア・ジェノバの間に位置する海岸沿いの街、アラッシオ。この街の美しさから作曲のインスピレーションを受けたエルガーは、一瞬でこの曲を作曲。残りの作業は単に五線紙に音楽を書き下ろすだけだった、と後に述懐しています。

こうして生まれた曲ですから、どんどん変わっていく音の風景はつねに推進力に溢れ、20分前後かかるにもかかわらず、瞬く間に物語が展開していくような印象すらあります。数多いエルガーのオーケストラ作品の中でも、ひときわ親しみやすい作品と言ってもよいでしょう。

これまでこの曲を知らなかった人も、日譜のスコアとともに、エルガーの描いた南国を追体験してみませんか?