![]() | composer | Mahler, Gustav |
作曲家 | マーラー | |
解説者 | 西尾洋 | |
ジャンル | ||
品番 | 373 | |
版型 | A5 / 169頁 | |
発売 | 2017年11月 | |
価格 | ¥1800+税 |
編成:
2Fl, 2Picc, 3Ob, E.Hr/Ob, 3Cl, Bscl/Cl, 3Fg, 7Hr, 4+5Trp, 3+4Pos, Tub, Pauker1, Pauker2, Trgl, Becken, Gr.Tr, Harfe, Tam-t, Vn1, Vn2, Vla, Cello, Bass
マーラーの交響曲といえば、多くがその副題とともに知られています。交響曲第1番〈巨人〉もそんな作品のひとつで、この副題はジャン・パウルの小説の題名から取られました。当初は交響詩として発表されたこの楽曲ですが、1896年に交響曲として改訂された際、実はこの副題はマーラー自身の手によって取り消されています。それにも関わらず今日でもこの交響曲が〈巨人〉として知られるのは、やはり、若々しく雄大な楽曲の性格と、終楽章では9本ものトランペットが登場するような巨大な編成が、どこかで〈巨人〉の言葉を連想させるからなのかもしれません。