![]() | composer | Beethoven, Ludwig van |
作曲家 | ベートーヴェン | |
解説者 | 溝部国光 | |
ジャンル | 室内楽 | |
品番 | 144 | |
版型 | B6 / 64頁 | |
発売 | 2008年11月 | |
価格 | ¥500+税 |
編成:
2 Vl, Va, Vc
![]() | composer | Beethoven, Ludwig van |
作曲家 | ベートーヴェン | |
解説者 | 溝部国光 | |
ジャンル | 室内楽 | |
品番 | 144 | |
版型 | B6 / 64頁 | |
発売 | 2008年11月 | |
価格 | ¥500+税 |
2 Vl, Va, Vc
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最終更新日:2023年2月07日
(C) NIPPON GAKUFU SHUPPANNSHA,Tokyo, Japan.
日本楽譜出版社
〒176-0022 東京都練馬区向山4-20-2
電話 (03) 3999-5627
ベートーヴェンの弦楽四重奏 第7番 (ラズモフスキー第1番)がコンピュータ浄書でリニューアルしました!
ベートーヴェンの弦楽四重奏16曲の中でも特に有名なこの曲は、当時ウィーンに駐在していたロシア大使、ラズモフスキー伯爵の以来によって作曲され、献呈されました。同時期には《ラズモフスキー第2番》《ラズモフスキー第3番》も作曲され、この3曲は《ラズモフスキー四重奏曲 Op.59》として1806年に出版されました。
その中でもこの第1番は全部で4楽章、約40分に及ぶ長い曲です。が、全編にわたって特徴的なメロディが溢れ、随所にベートーヴェンの工夫がこれでもか!とちりばめられています。当時としては破天荒とも言えるほどに革新的な長さですが、今でも頻繁に演奏されています。
第4楽章で使われているメロディはベートーヴェン自身が「Theme russe」つまり「ロシアの主題」と呼んだメロディで、ラズモフスキー伯爵の存在を意識して使われたメロディだと言われていますが、このロシアを感じさせるシンプルなメロディが、巧みな展開で堂々たる音楽内容へと変貌する様は、まさにベートーヴェンの真骨頂。
中期ベートーヴェンを代表する作品の一つです。是非楽譜と一緒にお楽しみ下さい。