composer Beethoven, Ludwig van
作曲家 ベートーヴェン
解説者 稲田泰
ジャンル 交響曲
品番 32
版型 A5 / 144頁
発売 1964年7月
税込価格 ¥1080(本体価格:¥1000)

編成:Picc, 2Fl, 2Ob, 2Cl, 2Fg, Cfg, 2Hr, 2Tp, 3Tb, Timp, Vn I, Vn II, Va, Vc, Cb

内容:
  • I. Allegro con brio
  • II. Andante con moto
  • III. Scherzo (Allegro)
  • IV. Allegro

冒頭の音型が「運命が扉を叩く音だ」とベートーヴェンが言ったとか言わないとか、真偽はさておき、日本で「運命」として広く知られ、全てのクラシック音楽の真ん中に位置しているかのように扱われているこの交響曲は、実に多くの扉を開いた作品でもあります。ベートーヴェンの中期の作風、ソナタ形式の完成、交響曲で初となるピッコロ、コントラファゴットトロンボーンの使用、そしてもしかするとロマン派音楽への扉も。西洋音楽史においても非常に重要な作品であることは否めません。 ですから演奏も録音も当然膨大な数にのぼり、「名演」論議も尽きる事を知らないようですが、そういう曲だからこそ、これまで聴いた演奏の記憶から離れて、もともとのベートーヴェンの楽譜と今一度直接向き合ってみませんか? きっと新たな発見があるでしょうし、これから接する演奏もより新鮮に聴こえるはず。そういった温故知新を教えてくれる、そんな位置にもこの交響曲は存在しているように思えます。