| 著者 |
いとうごお(編著)
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品番 |
903 |
版型 |
A5 /336頁 |
発売 |
2007年12月 |
価格 |
¥2500+税
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内容:
【収載した項目】
- ・音楽家および音楽関係者{アイルランド出身者、アイルランド系外国人、アイルランドで活動した外国人を含む}の生涯とその主要作品
- ・音楽に関する団体{アンサンブル、グループ、協会、公的機関、教育機関など}
- ・施設{劇場、ホール、大聖堂、教会、美術館など}
- ・その他{用語、楽器など}
【項目例】
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アイルランドの「国民的作曲家」
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→ターロク・カロラン
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イギリス宰相ウェリントン公の実父
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→モーニントン伯ギャレット・ウェスリィ
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ダブリンで初演されたオラトリオの名作
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→ヘンデル〈メサイア〉
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〈フィガロの結婚〉初演テノール歌手
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→マイケル・ケリィ
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「ドルリィレインの音楽監督」
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→トマス・シンプソン・クウク
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ノクターン形式の創始者
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→ジョン・フィールド
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ベルリオーズの妻
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→ハリエット・スミスソン
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「旋律王」(ヨハン・シュトラウス2世)
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→マイケル・ウィリアム・バルフ
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「アメリカ・バンドの父」
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→パトリック・サースフィールド・ギルモア
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ブリテン諸島初の大学合唱協会
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→ダブリン大学合唱協会
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「アイルランドの指環」
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→〈ボヘミアの少女〉〈マリターナ〉〈キラーニィの百合〉
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「並ぶ者なきヴァンデルデッケン」(ヴァーグナー)
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→ウィリアム・ルドヴィグ
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「イギリス合唱音楽の父」
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→チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード
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ブリテン諸島初の市立音楽学校
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→コーク音楽学校
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「アイルランドのトスカニーニ」
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→ハミルトン・ハーティ
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若き日の作家はテノール歌手
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→ジェイムズ・ジョイス
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「理想的なミミにして唯一の蝶々」(ドニゼッティ)
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→マーガレット・シェリダン
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英ロイヤル・バレエ団の創立者
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→ニネット・デヴァルワー
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イリアンパイプスの巨匠
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→リーオゥ・ロウサム
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「黄金のフルートをもつ男」
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→ジェイムズ・ゴールウェイ
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チャイコフスキー国際コンクール優勝のピアニスト
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→バリー・ダグラス
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「アイルランドの音楽大使」
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→チーフタンズ
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ほか多数。関連地名の一覧地図が付録します
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本書は、アイルランド音楽に関するわが国初の事典である。
アイルランド音楽と言うと、我が国においては伝統音楽を中心に解されており、近年のアイルランド・ブームの影響で注目を集めているが、これまで芸術音楽について触れられることは皆無に等しかった。本来、芸術音楽も同等に扱われて然るべきである。
本書はわが国において、伝統音楽、芸術音楽を含むアイルランド音楽全体についての一般的な理解を深めることを目的としている。
《お知らせ》2010年6月、本書がミニ・リニューアル致しました。これまでの内容に加え、本書に登場する地名をまとめた地図が付録します。既に本書をお買い求めの方にはこの地図を郵送させていただきますので、ご希望の方は弊社(03) 3999-5627までお電話にてお申し込み下さい。