"ピアノソナタ第2番 イ長調 Op.23"

こんな作品名の表記、クラシックの曲だとよく見かけますよね。モーツァルトならK.やKv.、バッハならBWVという表記がOp.のかわりにくっついている事もあります。

このOp.というのは、Opus(オーパス)の略称です。オーパスは「作品番号」の事。Op.23というのは「作品番号23」とか「作品23」の事なんです。

じゃあOp.24はOp.23よりも新しい作品か?というと、実はそうとは言い切れません。作曲家本人ではなく出版社が出版順に作品番号をつける事もあるので、その場合は作曲順と出版順が入れ替わる可能性があるんです。

作曲家でも出版社でもなく、後世の音楽学者がつけた作品番号もあります。これは作曲家によって事情はさまざま。

J.S.バッハの作品は編成別に分類されて、Bach-Werke-Verzeichnis(バッハ-作品-一覧)の頭文字BWV番号で区別されますし、モーツァルトの作品は作曲年代順作品を整理したLudwig Alois Ferdinand Ritter von Köchel(1800-1877)から採ったK(またはKv)番号、シューベルトの場合は作曲年代順に作品を整理した音楽学者Otto Erich Deutschから採ったD番号で分類されています。

一方で有名作曲家なのに作品番号がついていないビゼーやヴェルディ、マーラーのような例もあります。

ひとくちに作品番号と言っても事情はさまざまなようです。